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このページでは、疥癬(かいせん)について説明します。

1.疥癬とはこんな病気です

ヒゼンダニと言うダニの一種が、皮膚に感染する病気です。性行為で感染するので性感染症に分類されますが、性行為以外の日常生活で感染することも多い病気です。

2.疥癬の病原体

ヒゼンダニと言うダニの一種です。体長は0.4mmくらいで、人の皮膚の角質層に寄生します。雌は雄と交尾したあとに、角質層に疥癬トンネルを作って産卵します。卵は3日から4日で孵化します。何度か脱皮を繰り返して成虫となります。成虫の生存期間は10日から14日間です。

3.疥癬の感染ルート

性行為による、肌から肌への直接感染と、寝具や衣類などによる間接感染があります。

4.疥癬の検査方法

感染した皮膚から、ヒゼンダニそのものや、卵、卵の抜け殻、あるいは糞(ふん)を検出して判定します。

5.疥癬の症状

潜伏期間は1ヶ月で、夜、布団に入って身体が温まってくると、我慢出来ないほどのかゆみが出ます。これは、ヒゼンダニの雌が皮膚に卵を産みつけるためです。首から下の全身、特に指や手などに、赤いブツブツや水泡が出来ます。

6.疥癬の治療法

何より大事なのは、まず身体や寝具、衣類を清潔に保つことです。寝具や衣類は消毒したり天日干しにします。

ヒゼンダニの駆除には、硫黄剤と呼ばれる殺虫剤を使います。硫黄剤を入れたお風呂に入浴したり、身体に塗布したりします。これを1週間から2週間ほど繰り返します。この他、クロタミンクリームや、安息香酸ベンジル液などを身体に塗って、ヒゼンダニを駆除します。

かゆみが強くて我慢出来ないときには、抗ヒスタミン剤を服用してかゆみを止めます。
男女ともに皮膚科の病院へ行きます。

7.疥癬の注意点

潜伏期間が1ヶ月あるため、家族などの生活を共にする者の中から1人でも感染者が見つかったら、残りの全員も同時に治療を受るのがいいです。いっせいにヒゼンダニを駆除しないと、誰かに残っていればすぐにまた広まります。

この情報はあくまでもご参考程度にとどめて、ご心配なら専門医にかかって下さい。
情報をどう使うかは、自己責任でお願い致します。