HIVと帯状疱疹・単純ヘルペス>帯状疱疹>単純ヘルペス

「HIVと帯状疱疹・単純ヘルペス」では、ヘルペスウイルス全般について説明しました。

今回は帯状疱疹について詳しく説明したいと思います。

私が自分のHIV感染を疑うきっかけになったのが、帯状疱疹でした。私は自分が発症するまで、帯状疱疹そのものを知りませんでした。その程度の認識ですから、まさかHIV感染と関係があるなどとは全く知りませんでした。

ずっと後になってから、実は帯状疱疹がHIV感染に伴う皮膚疾患の1つであることを知り、私は急にHIVに感染しているのではないかと不安になったのです。

1.帯状疱疹とは

私の場合、左の上半身に発症したのですが、帯状疱疹は通常体の左右どちらか片側に帯のような水ぶくれができます。(病名の由来です)

最初はヒリヒリするような痛みから始まり、やがて虫に刺されたような赤い発疹が出ます。人によっては、この時期に発熱やリンパ節が腫れたり、頭痛がすることもあります。

しばらくすると発疹の上に小さな水ぶくれを多発します。水ぶくれの中は、最初は透明ですが、それが黄色の膿となり、6日から8日くらいで破れます。破れた後はただれたり、潰瘍になったりします。

水ぶくれは次々と現れて広がりますが、約2週間ほどでかさぶたとなり、3週間もするとかさぶたが落ちて治ります。この時点で痛みもなくなっているのが普通ですが、まれに皮膚疾患が治ってもまだ痛みが残ることもあります。

これを「帯状疱疹後神経痛」と言い、数ヶ月から数年も続くことがあります。

私の場合は、最初の痛みの時点で筋肉痛だと思い込み、シップを貼りました。当然、そんなものでは治らず、赤い発疹が出てきてかゆくなりました。私はてっきりシップまけだと思い、慌ててシップをはがしてかゆみ止を塗りました。しかし、いっこうに発疹は治まらず広がっていきました。

発症から1週間くらいして、どうもこれは尋常ではないと気付き、皮膚科に行って診てもらったのです。そこで初めて帯状疱疹であることが判明しました。

すぐに医師が抗ウイルス剤を処方してくれたので、水ぶくれが広範囲に渡って広がるまでは至らずに済みました。それでも完治するまで3週間くらいはかかったと思います。

2.VZV(水痘-帯状疱疹ウイルスとは

帯状疱疹を発症させるウイルスは、ヘルペスの中のVZV(varicella zoster virus)です。このウイルスに最初に感染したときは水痘(水ぼうそう)として発症します。

たいては1歳か2歳、遅くても9歳くらいまでにはほとんどの子供が感染します。赤い発疹が出てそれが全身に広がり、発熱を伴います。発疹は水ぶくれと変わり、膿を持ち、最後はかさぶたになって治ります。

水痘にかかった子供は非常に強い感染力を持ち、唾液による飛沫感染、あるいは水ぶくれの中にも大量のウイルスがいて接触感染します。水痘が治っても、ウイルスは神経を伝わって神経節にもぐり込みます。

そこで遺伝子の形で潜伏状態を続けます。何せ隠れ場所が神経節なので、薬などで除去することが出来ません。ただ、私たちが普通に免疫力、抵抗力がある状態ではこのウイルスは潜伏したままです。

それが何かの理由によって免疫力が低下すると、ウイルスは神経節から出てきて暴れだし、帯状疱疹となって発症します。つまり、VZVに最初に感染したときが水痘で、再発したら帯状疱疹と言う訳です。どちらも同じウイルス、VZVが病原菌です。

 

やっぱり一番気になるのはHIV。専用の検査キットです。
タイプJ ・HIV検査専用です。(男女共通)
・私はたったの10分で終わりました。

矢印STDチェッカー タイプJ

3.免疫力低下の原因

では、帯状疱疹発症の引き金となる免疫力低下の原因にはどんな要因があるでしょう。

①HIV感染による免疫不全

②過労、ストレスによる免疫機能低下

③加齢による免疫力低下

④内臓の悪性腫瘍などによる免疫力低下

⑤手術や放射線治療などによる免疫機能低下

こう言った要因が考えられます。

私が帯状疱疹を発症した当時を思い起こすと、仕事が非常に多忙を極め、国内外を出張で飛び回っている時期でした。

肉体的疲労、精神的ストレス、共にかなりひどかったと思います。

4.HIVと帯状疱疹

このように、帯状疱疹を発症したからといって、HIVに感染しているとは限りません。数の上でいけばHIV感染以外で発症した患者の方が圧倒的に多いのです。

厚生労働省の平成20年(2008年)患者調査によれば、10月1ヶ月の帯状疱疹の患者数は42,000人だそうです。この患者数は10月だけの数ですから、年間にすれば凡そ50万人程度発症している計算です。

何せ日本人の10%から20%は帯状疱疹を発症するそうですから、そのくらいの患者数は当然だと思われます。ただし、ほとんどの人は一生のうちで帯状疱疹を発症するのは1回か2回です。

一方、HIVに感染する人の数は年間に凡そ1,500人くらいです。HIVに感染した人が100%帯状疱疹を発症したとしても、確率は0.3%です。帯状疱疹を発症した患者1000人に3人がHIV感染者と言うことになります。

ただし、HIVに感染しても必ず帯状疱疹を発症するとは限らないので、実際の確率はもっと低いと思います。ですから、あなたが帯状疱疹を発症したからと言って、必要以上に不安になったりHIV感染を恐れる必要はありません。

しかし、HIV感染による免疫不全が原因で帯状疱疹を発症する人が存在することもまた事実です。いかに確率が低かろうと、それをもってあなたがHIVに感染していないとは絶対に言えません。

帯状疱疹を発症しても、あなたが過去に一度も性交渉の経験がないと言うならHIV感染の可能性は100%ゼロです。しかし、一度でも誰かと性的接触を持った経験があるなら、もしもの事態も想定してHIV検査を受けることをオススメ致します。

保健所に行けばHIV検査は無料です。わずかな時間と手間は必要ですが、万が一HIVに感染していた場合のリスクを思えば、それほど負担でもないと思います。

何しろHIV感染はエイズ発症前に発見できれば、薬によってエイズを防げるのですから。帯状疱疹はHIV感染を見つける兆候の1つとしてとらえるべきだと思います。

以上、HIVと帯状疱疹について説明しました。

次回は単純ヘルペスについて詳しく説明します。

 

アイコンボタン不安があれば今すぐ!エイズ発症前のHIV検査は救命的検査です。
バナー2

やっぱり一番気になるのはHIV。専用の検査キットです。
タイプJ ・HIV検査専用です。(男女共通)
・私はたったの10分で終わりました。

矢印STDチェッカー タイプJ
重複感染するとより重症化したり、進行が早くなったり!
タイプO ・HIV・梅毒・B型肝検査。(男女共通
・HIVと最も重複感染の多い性感染症。

矢印STDチェッカー タイプO
まずはこれだけ検査すれば一安心。感染ルートは皆同じ。
タイプE ・HIV・梅毒・B型肝炎
・クラミジア・淋菌
・一番怖い病気と一番感染者が多い病気

矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから