平成24年の東京都におけるエイズ動向をあなたにお届け致します。

東京都における平成24年1月2日から12月23日までの新規HIV感染者、新規エイズ患者が東京都福祉保健局から発表になりました。

・・◇HIV感染者もエイズ患者も増加しています!


平成24年の報告件数を昨年同時期と比べたものを以下にお伝えします。( )が昨年同時期

平成24年1月2日~12月23日

●新規HIV感染者 364件(313件)

●新規エイズ患者  89件(82件)

●合計        453件(395件)

以上の結果となっています。

新規HIV感染者は昨年同時期に比べて16%増、新規エイズ患者は8.5%増となっています。

また、「いきなりエイズ」の発症率でみると、

●いきなりエイズ報告率 19.6%(20.7%)

となっており、わずかながら減っています。「いきなりエイズ」については全国平均が約30%なので、東京都の発生率は全国平均よりもかなり低い値となっています。

つまり東京都ではHIV感染の不安を持つ人が積極的にHIV検査を受けていることを示しています。以前に「いきなりエイズが多い県はどこ?」という記事を書きましたが、その時のデータでは東京都は発症率が小さい方から6番目でした。

むろんHIV感染者、エイズ患者の報告数そのものは全国で最も多いのですが、いきなりエイズ報告率はとても低いのです。東京に次いで報告件数の多い大阪府もいきなりエイズの報告率は全国平均を下回ります。

私が思うに、HIV感染者やエイズ患者の報告件数が多い都道府県ではHIV検査への関心が高いのだと思います。また、保健所にしても利用者の利便性を考慮して夜間や休日に検査出来る場所があったり、予約なしで検査可能な場所もあります。

こうした取り組みが功を奏していきなりエイズの発症率が低いのだと思います。むろん、東京都はいきなりエイズの発症率が全国平均より低いと言うだけであり、報告絶対数は全国で最も多いことに違いありません。

・・◇気になる全国版エイズ動向


さて、東京都における平成24年のエイズ動向は昨年に比べて新規HIV感染者、新規エイズ患者共に増加傾向にあります。そこで気になるのが全国版のエイズ動向です。

当サイトでお伝えした最新データが「平成24年第3四半期エイズ動向」です。平成24年の1月~9月のデータでは前年よりも減少傾向でした。平成24年の年間通してのデータは平成25年の2月に速報値が出ます。そこに注目したいと思います。

*「生存率」・「いきなりエイズ」・「潜伏期間」

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