行為別HIVの感染確率について
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ここでは、HIVに感染する確率について、お話したいと思います。色んな行為別に、HIVに感染する確率をご紹介してあります。
あなたが過去にHIV感染の可能性がある行為を行ったとして、いったいその行為はどのくらいのHIV感染リスクがあるものなのか、目安にして下さい。
ただし最初にお断りしておきます。どんなに感染確率が低い行為でも、感染するときは1回で感染します。決して、感染確率が低いことが、安全だとは勘違いしないようにお願いします。
ちょっと例えが悪いかも知れませんが、あなたがマージャンをやるなら思い出して下さい。
5面待ちで自信満々でリーチをかけたら、後からきた4枚目の単騎待ちに一発で振り込んでしまった、そんな経験がありませんか?
つまり、あなたにとっては「まさか」と思ったとしても、そこに可能性が存在する以上は必然なのです。1%の確率と言うのは、100回やれば1回は必ず発生することを意味します。
どんなに低い確率でも、可能性のあることは、いつか必ず起きるのです。それが不幸にもあなたの身の上に起きない保証はどこにもありません。
マージャンで1回振り込むくらいは何ともないでしょうが、HIVは1回感染するともう生涯治ることがありません。いくら感染確率が低い行為であっても、どうぞご用心下さい。
また、HIVの感染確率に関しては色んなデータを目にします。行為別の確率について、大方の傾向はどのデータも同じですが、数値については幅があるようです。ここにご紹介するデータも、数あるデータの1つとして参考にして頂ければと思います。
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HIVは非常に感染力の弱いウイルスだと言われます。それでは実際に私たちがHIVに感染する確率というのは、いったいどの程度なのでしょうか。むろん、感染の可能性のある行為の種類によって、その確率は変わるはずです。
その確率について、中四国エイズセンターのホームページで説明があります。中四国エイズセンターは、広島市にある、広島大学病院に設置されています。厚生労働省の補助事業を受けた「中国四国ブロックエイズ対策促進事業」の中の非営利事業としてサイト運営にあたられています。
さて、このホームページから、「HIV検査について」と言う冊子を読むことが出来ます。この中に私たちがHIVに感染する確率についての資料があります。感染の可能性がある行為を10に分類して、それぞれの感染確率を示しています。それをご紹介しましょう。(ただし、以下のデータが絶対的に正しいかどうは、管理人は判断出来ません。)
それと、大事なことを再度書きます。感染確率の低い行為が安全であると言う意味ではないことを、十分認識して下さい。仮に0.1%の確率であっても、最初の1回で感染することはあり得ます。
| 感染の可能性がある行為 | HIV感染者⇒感染の可能性のある人 | 感染確率 |
| オーラルセックス | 男性(ペニス)⇒女性(口・のど)/男性(口・のど) | 0.01%~0.1% |
| 異性間セックス(1) | 女性(膣)⇒男性(ペニス) | 0.1%未満 |
| 異性間セックス(2) | 男性(ペニス)⇒女性(膣) | 0.1%前後 |
| アナルセックス | 男性(ペニス)⇒男性(アナル)/女性(アナル) | 1%~3% |
| 針刺し事故 | 患者の血液⇒医療関係者 | 0.3% |
| 注射器・針の使いまわし | 注射器・針を使った人⇒同じ注射器・針を使う人 | 1% |
| 母子感染(1) | 母親(治療なし)⇒子 | 10%~30% |
| 母子感染(2) | 母親(AZT治療)⇒子 | 10%前後 |
| 母子感染(3) | 母親(HAART治療)⇒子 | 0.1%~1% |
| 輸血 | 血液提供者⇒輸血を受けた人 | 100% |
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感染確率は、行為1回あたりの確率であり、管理人がグラフから読み取ったので大方の目安です。正確には元データでご確認下さい。
こちらからどうぞ⇒「中四国エイズセンター HIV検査について」
このデータからみると、オーラルセックスでも感染の可能性がある、アナルセックスは感染の確率が高い、と言うことが分かります。
オーラルセックスについては、本当にHIVに感染するのか? といった質問をネット上でもよく目にします。上記中四国エイズセンターも含めて、私の知る限り全ての公的医療機関のサイトでは、感染の可能性あり、と書かれてあります。
また、多くの専門書においても、オーラルセックスでのHIV感染はあり得る、と書かれてあります。従って、感染確率は低くても、オーラルセックスでのHIV感染はあり得る、と言うのが正解のようです。
オーラルセックスは、HIVのみならず、他にはクラミジア感染症、淋菌感染症の感染源としてよく言われるところでもあります。こちらはHIVよりも、もっと高い確率で感染するようです。
そういったことも考えるとオーラルセックスもコンドームの使用が望ましい訳です。妊娠する心配がないのでついコンドームなしでやってしまいそうですけど、HIV感染の可能性があることをお忘れなく。実は、私自身もHIV検査を受けるまでは全く無防備でした。
次にアナルセックスはなぜ、感染確率が高いのでしょうか。もともとアナルは性器ではなく、挿入されたときに小さな傷がつきやすいのだそうです。その傷からHIVが侵入、感染します。
エイズ患者が初めてアメリカで見つかった当時、エイズは男性同性愛者の病気だと誤解されましたが、これはアナルセックスの感染確率が高いためです。当然ながら、妊娠の心配がなくてもコンドームは絶対に必要です。
輸血による感染確率はほぼ100%となっていました。かつて血友病患者に使用した血液製剤による薬害エイズ事件を思い起こします。大勢のHIV感染者を出してしまいました。現在では検査環境が進んで、血液感染はほとんどありません。
このように、感染ルート、行為によってHIVの感染確率は変わってきます。当然、感染確率の高い行為ほど要注意ですが、最初にも書いた通り、いくら感染確率が低くても、可能性がある以上最初の1回で感染することもあり得ます。
「1回くらいなら大丈夫だろう・・・」
あなたがそんな安易な思いでコンドームを使わず、HIVに感染してから後悔しても追いつきません。繰り返しになりますが、感染確率から安全だと勘違いすることのないよう、くれぐれもご注意ください。
以上、HIV感染の確率を行為別に説明しました。最初にお断りしたように、感染確率についてはいろんな専門書、公的医療機関などにデータが出てくるのですが、全部同じ確率ではないようです。
例えば、今回のデータでは異性間セックスは感染確率が0.1%程度になっていますが、他のサイトで1%と言う数値もよく目にします。あくまでも1つのデータだと思って見て下さい。
最後に、もう1つだけあなたにお伝えしておきたいことがあります。
HIV感染は今や致死的疾患ではなく、早期に発見できればエイズ発症を防ぐことも可能になりました。まさにHIV検査は救命的検査と言えます。
従って、どんな性行為からにせよ、あなたにHIV感染の不安があるなら、一刻も早い検査をお勧め致します。
あなたがHIV検査を受ける決心さえすれば、わざわざ保健所まで行かなくても、あなたの自宅でHIV検査は可能です。あなたの都合がいいときに、誰にも顔を合わせることなく検査出来ます。
あなたにとって何より大事なことは、検査キットを使ってでも早く検査を受けることです。
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