HIV感染が不安になってHIV検査を受けても、その検査結果を信用できない人がいます。

ネットの相談サイトを見ていると、HIV検査の信頼性を疑う人がけっこういます。

いわゆる「偽陽性」はHIV検査のスクリーニング検査には必ずつきもので、保健所のHIV抗体検査では100人に1人くらいの割合で発生します。(即日検査の場合)

しかし、「偽陽性」ではなく「陰性」判定が信用出来ない人がいるのです。

◇症状からHIV感染を疑う男性

私が見たあるネットの相談サイトです。酔った勢いで風俗で遊んだ男性が、酔いが醒めてHIV感染が怖くなりました。大丈夫かな、と思っている数日後に、微熱が続き、リンパ腺が晴れ、やたらと倦怠感が出てきました。その上咽頭炎にもなってしまいました。

「これは絶対に急性HIV感染症だ!」

男性はそう思い込みました。HIV感染の初期に現れる症状と合致していたからです。

HIVに感染したに違いないと思い込んだ男性は大きな病院に行ってNAT検査を受けました。このNAT検査は感染の機会から11日目にはもう検査が可能になります。最もウインドーピリオドが短い検査方法です。

そして男性はNAT検査で「陰性」という検査結果を手にします。そう、男性はHIVには感染していなかったのです。

しかし、この男性はそのNAT検査の「陰性」という結果を信じることが出来ません。NAT検査の信頼性を疑っているのです。それでネットの相談サイトに書き込みをはじめました。

「私は性風俗で遊んだあと、こんな症状が続きました。(先ほどの症状が長文で続く)その後にNAT検査で陰性判定が出ました。しかし、あんな症状が続くのは急性HIV感染症しか考えられません。私は本当はHIVに感染しているのではないでしょうか?」

こんな質問の書き込みです。

これに対して、回答者はみな、

「検査の信頼性は高い。あなたはHIVには感染していない。」

と書き込みます。

それでもこの男性は信用できず、何度も同じような質問を繰り返します。

「微熱、咽頭炎、リンパ腺の腫れ、倦怠感、こうした症状が次々と現れる病気がHIV感染以外にあるのでしょうか?」

こんな質問です。

急性HIV感染症と合致する症状がこの男性の頭の中を支配しているのです。いくらNAT検査で「陰性」と出ても、実際に現れた症状からするとHIV感染以外に考えらえないと思い込んでいるのですね。

ちなみに男性が経験した症状はかつて私が深刻なHIV感染疑惑に陥ったときに似ています。私の場合は更に全身の発疹と帯状疱疹が現れました。それでも私はHIVには感染していませんでした。

当サイトで何回となく記事にしてきましたが、HIVに感染しているかどうか、症状から判断することは不可能です。急性HIV感染症の症状はHIV感染特有のものなど何ひとつありません。単なる風邪、体調不良でも現れる症状ばかりなのです。


◇エイズノイローゼ

NAT検査はHIV検査においては確認検査にも使われているし、血液センターが献血で集めた血液の検査にも使っています。極めて精度が高く、偽陽性も偽陰性も出にくいとされています。

しかし、今回ご紹介した男性のように、いくら検査が信頼できると説明しても信じない人がいます。こうした状況がひどくなるとエイズノイローゼとなります。自分がHIVに感染しているのではないかという不安、恐怖が大きくなり、何回でもHIV検査を受けます。

また、ちょっとした体調不良がすべてHIV感染による症状だと思い込み、その都度極端に精神状態が不安定になります。

あるいは、何の根拠もないのに身近な人がHIVに感染しているのではないかと疑ったり、タオルや食器、お風呂やトイレなどでHIVに感染するのではないかと不安になったりもします。

こうなると自力での復帰は難しくなり、専門医に診てもらったり専門のカウンセラーの支援が必要となります。



◇HIV検査の信頼性は?

確かに自分のHIV感染を不安に思い、HIV検査を受けることは大正解です。ちょっと心配し過ぎじゃないか、と思われるくらいでちょうどいいかも知れません。

しかし、そこで受けたHIV検査の信頼性を疑うのは考え物です。当サイトでも『HIV検査の偽陽性と偽陰性』で記事にしましたが、HIVスクリーニング検査における抗体検査の偽陰性発生の確率は250万分の1に過ぎません。

もしもこの確率がまだ心配なら、2,3ヶ月おいて再度HIV検査を受けてみればいいのです。そこでも陰性となれば、これはもう絶対安心できます。250万分の1が2回連続で発生する確率はもうゼロと言ってもいいでしょう。

ただし、HIV検査を受けるときにはウインドーピリオドに要注意です。すなわち、保健所や病院でHIV抗体検査を受けるなら、感染の機会から3ヶ月が経過していることが条件です。

ウインドーピリオド中にHIV検査を受ければ偽陰性が発生する可能性があり、いつまで経ってもHIV感染の不安を消すことは出来ません。

今、この記事を書いている私は医療には全くの素人です。HIV検査の信頼性に不安や疑問を持っているあなたは、こちらの窓口から相談してみてください。専門家があなたの不安や疑問に答えてくれるはずです。HIV検査の信頼性をしっかり聞いてください。

『どこに相談すればいいの?』

 

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