HIV検査試薬日本発売25周年
2011年7月9日(土)に東京で、「HIV検査試薬日本発売25周年」の記念講演会がありました。
世界で一番最初にHIV検査の薬を開発したのはアメリカのアボット社です。1985年、3月のことでした。日本では翌年の1986年1月に承認され、使用開始となりました。
1986年と言えば、日本で薬害エイズが問題になっている頃で、やっと前年から加熱製剤の製造が承認された時代でした。献血の抗体検査が始まったのもこの頃です。
また、松本市でエイズパニックが発生したのも1986年のことでした。
当時あれほど世間に注目されたエイズですが、最近ではニュースに取り上げられることもめっきり少なくなりました。エイズがなくなってそうなったのなら大歓迎ですが、実態はHIV感染者は依然として増加傾向にあり、エイズ患者も増え続けています。
世間の関心のなさからか、HIV検査を受ける人も減少しています。
冒頭にご紹介した記念講演では、国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター長である岡慎一氏も講演されています。
講演の中で、岡氏はとても重要なことを2点お話されました。
1.25年前、エイズが初めて私たちの前に現れたとき、エイズは「男性同性愛者など特殊な人がかかる、死を待つしかない病気」だった。
それから25年。感染すると余命約7年といわれていたが、多剤併用療法(HAART)が発達した今は余命約40年。「発病前に検査で見つかれば、ほとんど死に至ることはなくなった」と報告されました。
2.血友病患者の感染が多かった25年前は特別な治療をしなくても発病までの期間は約10年といわれていたが、なぜか近年は感染から3年程度で発病するケースが多く、「発病が早まっている」と報告されました。
実はこの2点について、岡氏は様々な書物やネット上ですでに情報発信されており、このサイトでも色んなページでご紹介済みです。
岡氏はこう繰り返し述べられています。
治療は進化したが、HIVもまた変異を繰り返している。何より大事なことは、早期のHIV検査であり、現状ではHIV検査は救命的検査である。
エイズの研究は今もなお世界中で続いており、やがては完治させる薬や治療法が見つかるときが来るかも知れません。しかし、現時点では完治出来ない病気であり、まずは予防、そして検査が大事と言うことです。
最後に私が自分のHIV感染を疑ったときに使用した検査キットをご紹介します。あなたが保健所に行く時間がなかったり、誰にも知られたくない、誰にも会わずに HIV検査を受けたいと思うならこれがお勧めです。
*私がHIV感染の不安に悩んだとき使った検査キットです。10分で終わりました。
STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)
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