あなたが献血をしたとき、HIVに感染していても教えてくれませんが、HTLV-1は教えてくれます。何だかHIVに似ていますが全く別の性感染症です。

いつだったか、どこかのブログで献血でHIV感染を教えてくれると書いていました。それも、事前に教えてくれると説明を受けたと書いてありました。

むろん、献血でHIV感染を教えるなんて説明するはずがありません。このブログの管理人さんはHIVとHTLV-1を間違っていたのです。まぁ、HTLV-1を知っている人はそう多くはないので間違うのも無理はありません。

◇献血で教えてくれること

もしもあなたが献血をすると、血液センターではあなたの血液を検査・分析し、その結果を教えてくれます。たぶん、献血してくれたお礼の意味を込めてそんなサービスをしてくれるのだと思います。

ただし、検査結果の連絡は希望者のみです。別に検査結果は要らないというあなたには送られてきません。事前に希望するかしないか確認されます。

そして、あなたが検査結果を希望すると、こんな検査項目について検査・分析結果を教えてくれます。

●希望すれば全員に必ず教えてくれる項目

・血液型

・生化学検査

・血球計数検査(成分献血・400mll献血者)

●異常があったときのみ教えてくれる項目(正常時には連絡なし)

・B型肝炎ウイルス

・C型肝炎ウイルス

・梅毒検査

・HTLV-1

こんな感じです。詳しくは日本赤十字社のホームページをご覧ください。『献血後のお知らせ』


◇HTLV-1とは?

さて、ここで登場するHTLV-1とはどんなウイルスでしょう。

●HTLV-1=Human T-Lymphotropic Virus type Ⅰ(ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型)

このウイルス感染によって発症する病気を成人T細胞白血病と言います。

成人T細胞白血病は何十年もの長い潜伏期間のあと、免疫力が低下していきます。そして日和見感染症を発症します。この点ではHIVと似ています。

ただし、HTLV-1に感染した人が全て成人T細胞白血病を発症する訳ではありません。日本では感染者数が100万人、年間の発症数が700人程度だと言われています。多くの感染者は発症することなく寿命を迎えます。

詳しくはこちらをどうぞ。⇒『成人T細胞白血病』

◇献血のご注意

ちょっとだけHIVと似て紛らわしいHTLV-1ですが、あなたが希望すれば検査結果が陽性のとき教えてくれます。同様に、B型肝炎、C型肝炎、梅毒も教えてくれます。

なんだかいっぱい教えてくれて便利な気がします。しかし、ここであなたにお願いです。決してこれらの性感染症の検査目的で献血を受けないでください。どの性感染症も感染直後は検査をすり抜ける可能性があり、本来陽性となるべきところが陰性になる可能性があります。

どれかの感染不安を持っているなら保健所や病院で検査を受けてください。

最後に繰り返しますが、献血で教えてくれるのはHTLV-1であり、HIVではありません。HIV感染不安があるあなたは保健所か病院で検査を受けてください。

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■HIVと最も重複感染が多いのが梅毒、B型肝炎。症状がより重症化することがあります。

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