保健所でのHIV検査が減少傾向
| TOP > コラム一覧>コラム(保健所/血液センター)>保健所でのHIV検査が減少 |
・
今回は、2010年の上半期に保健所でHIV抗体検査を受けた人が減っていると言うお話です。
まずは下の棒グラフを見て下さい。2008年、2009年、2010年と、この3年間の1月から6月までのHIV検査を受けた件数を表しています。(データはエイズ動向委員会報告資料による)
一目瞭然ですね。検査を受ける人は明らかにに減少傾向となっています。
2008年は年間合計では177,156件、2009年は150,252件でした。2009年は新型インフルエンザの騒動もあって、2008年に比べて15%ほど検査件数が減少しました。
しかし、2010年に入って新型インフルエンザは落ち着いたと言うのに、HIV査件数は減少するばかりです。1月から6月までの合計件数では、2010年は2009年に比べて26%も減少しています。
これは、HIV検査の減少が新型インフルエンザだけの原因ではないことを示しているのではないでしょうか。色んなメディアでも取り上げられていますが、やはり社会全体がHIV、エイズに対して無関心になりつつあるのだと思います。
HIV検査を受ける件数が減少すると言うことは、当然ながらHIVに感染している人が見つかる機会が減るわけです。つまり、いきなりエイズの発症率が高くなり、二次感染が広がる危険が大きくなります。
しかも、最近になってHIV感染からエイズ発症までの潜伏期間が短くなる傾向にある、との報告もあり余計に危険度が増しているのではないでしょうか。⇒「エイズの潜伏期間が短くなる?」
「好きな人とだけ、普通にセックスしていればHIVなんて、関係ない。」
そんな根拠のない自信、大いなる勘違いをしている人が沢山いるのではないでしょうか。あなたと、あなたの大事な人が手遅れにならないように。どうか、ほんの少しでも心当たりがあればHIV検査を受けることをお勧め致します。
HIV感染は、早期発見、早期治療を行えば、エイズ発症を抑えることが出来るようになってきました。感染すれば必ず死に至る病気ではなくなってきたのです。それには手遅れになる前に、早く検査を受けることが大事です。
私自身も、HIV検査を受けるのはとても勇気が要りました。自分では、HIVに感染している可能性は極めて高いと信じ込んでいたのです。帯状疱疹や全身の発疹などを発症し、これはHIV急性感染症だと思い込みました。
でも、検査結果は陰性でした。結局、いくら悩んでみても、HIV検査を受ける以外に感染の有無は分かりません。
ここでお伝えしたように、全国的に保健所でHIV検査を受ける人が減少する中で、もしもあなたも保健所に行くのは気が重い・・・・と、検査をためらっているとしたら。「HIV検査キット」を使うことも考えてみて下さい。
自宅で自分の都合のいいときに、誰にも知られずに検査を受けることが出来ます。信頼性も大丈夫です。今や年間に4万人以上の人が検査キットを使っています。感染の不安をそのままにしておくことが一番危険です。
「HIV検査のススメ」=「いきなりエイズ」を防ぐには、早期の検査でHIV感染をみつける以外に 方法はありません。=
HIV感染からエイズ発症までの潜伏期間がどんどん短くなっているデータをご存知ですか? でも、HIV感染は早期に発見できればエイズ発症を抑え る(遅らせる)ことができるようになりました。「いきなりエイズ」の前に、絶対HIV検査を受けてください。
| ・・増加する「いきなりエイズ」を防ぐには、早期にHIV検査を受ける以外に方法はありません。⇒ 「HIV検査のススメ」 |
・
・
・
・
・
・
・
・
