平成22年度「HIV検査普及週間」
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今年も例年通り、6月1日から7日まで、「HIV検査普及週間」が設けられています。全国規模でHIV検査を促すキャンペーンが張られます。また保健所や診療センターなどで、この期間中は休日や夜間にHIV検査を実施します。
実は、昨年はHIV抗体検査を受けた人が前年比で17%近くも減っているのです。下の表を見て下さい。これは全国の保健所や、それ以外で自治体がHIV検査を実施したデータです。
| ◇年度 | ◇1-3月(人) | ◇4-6月(人) | ◇7-9月(人) | ◇10-12月(人) | ◇合計(人) |
| ◇2008年 | ***34,758 | ***34,948 | ***35,936 | ***41,238 | ***146,880 |
| ◇2009年 | ***37,641 | ***30,320 | ***26,645 | ***27,887 | ***122,493 |
2009年エイズ動向委員会報告書データより
昨年はHIV検査を受けた人が減ったこともあり、「HIV検査普及週間」のキャンペーンにも力が入っています。なぜ昨年はHIV検査を受ける人が減ったのか、その原因の1つに新型インフルエンザの流行が上げられています。私個人的には、本当にそうかな、とやや疑問だったのですが、上の表を見れば確かにそうかと納得しました。
つまり、日本で新型インフルエンザが流行を始めた7月以降の時期から、HIV検査を受ける人が減っています。全国の保健所のホームページを見れば分かりますが、保健所も新型インフルエンザの対応に追われて、HIVの即日検査を中止した所も出ています。通常検査しかやっていなかったのです。
即日検査だと、検査を受けに行った日に即、検査結果が分かりますが、通常検査だと1週間から10日後くらいに、また保健所まで行く必要があります。これが面倒で、保健所に検査を受けに行かなかった人もいたのではないでしょうか。
また、即日検査をやっていても、あれだけ新型インフルエンザが流行すると外出は控えるし、人の集まる場所も敬遠されますね。ましてや保健所ではなんかうつされそうな気がして、余計に敬遠されたのでしょうか。