都道府県別HIV感染者
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今回は、都道府県別のHIV感染者をお話します。
このサイトの「HIV・エイズ基礎知識」のカテゴリーの中に、「都道府県別エイズ患者」と言う項目があり、全国の都道府県別にHIV感染者(累計)の件数を一覧表にしてあります。データは、2007年度のエイズ動向委員会報告によります。感染者の多い都道府県を上位10県、並べてみると、以下のようになります。
1.東京都 3,626 人
2.大阪府 945 人
3.神奈川県 699 人
4.愛知県 510 人
5.千葉県 497 人
6.茨城県 425 人
7.埼玉県 296 人
8.長野県 242 人
9.静岡県 234 人
10.兵庫県 170 人
(エイズ動向委員会 2007年度報告による)
これを見ると、概ね人口の多い都道府県に感染者が多いように見えます。感染者が人口に比例するのはある意味分かります。では、感染者を人口で割って、人口比率で感染者が多い順に並べてみたらどうなるでしょうか。
1.東京都 2.79
2.茨城県 1.43
3.長野県 1.12
4.大阪府 1.07
5.山梨県 0.94
6.栃木県 0.84
7.千葉県 0.80
8.神奈川県 0.78
9.愛知県 0.69
10.静岡県 0.62
指標は、(2007年累計HIV感染者数/2005年国勢調査による人口)×10000
この2つのデータを見比べると、HIV感染者の件数で上位10には入らず、人口比率で上位10位に入った県が2つあります。山梨県と栃木県です。山梨県は感染者の累計件数では19番目、栃木県は11番目でした。
また、長野県は累計件数では8番目、人口比率では3番目に入っていますが、人口で言えば全国16番目です。人口の割にはHIV感染者が多い県と言えるのでしょうか。
長野県の公式ホームページを見ると、2008年の長野県でのHIV感染者(累計)248人のうち、日本人感染者は92人で37.1%、残りは外国人感染者だそうです。他県のデータが分かりませんが、全国平均では日本人感染者の比率は78.2%だそうですから、かなり外国人の感染者が多い県だと言えると思います。これだけ外国人感染者が多いと、他県とは少し違うHIV感染予防運動も実施されているのでしょうか。
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