HIV感染ルート 性風俗編

私はかつて性風俗で遊び、深刻なHIV感染疑惑で悩みました。

私の場合は国内でも遊んだし、海外でも遊んでしまいました。

「いい歳したおっさんがみっともない!」

と言うそしりは免れません。分別のない若気の至りとは程遠い年齢だったのですから。

今思えば、どうしてあんな危険な遊びが平気でやれたんだろうと、不思議と言うより空恐ろしい
ものがあります。

やはり、性風俗のリスク、怖さを知らなかったんですね。いい歳したおっさんでありながら。

人間、何が一番怖いって、

「何が怖いかを知らないことが一番怖い」

とつくづく思います。

でも、いったん自分のHIV感染を疑い出せば、とたんに怖くてたまらなくなります。

私はそれまでの無謀さを悔やむと同時に夜も眠れない、食事も喉を通らないほど不安に
なりました。そして、てっきりHIVに感染したと思い込みました。

3ヶ月間悩んだあげく、私はやっとHIV検査を受けることが出来ました。

幸運にも私はHIVには感染していませんでした。それは単に運が良かっただけの話です。

でも、中には風俗で遊んでHIVに感染してしまった人もいます。

もしもあなたが性風俗とは無縁の人なら、そんな風俗で感染した人には、

「自業自得だ」

と思うかも知れません。でも、私は自分も同類だったからそうは思えません。

むろん、風俗で遊ぶことの是非もあるだろうし、少なくとも遊ぶことが完全な自己責任である
ことは間違いありません。

だからこそ、現在の私は風俗で遊ぶあなたに、いかにハイリスクな遊びであるかを知って
欲しいと思います。

まず、風俗でHIVに感染した男性のお話をご紹介しましょう。
ネット上で見つけた実話です。(著作権に触れるのでそのまま転記はしません。)

その男性、仮に名前を太一としておきます。太一は大の風俗好きでした。

ひんぱんに行くのは止めよう、止めようと思うのですが、ついつい行ってしまうのです。
太一はソープからヘルスまで一通り全て経験していました。

そんな太一も、遊んだ後はいつもHIV始め病気が怖いと不安になっていたのです。

太一なりに病気に対する警戒心もあって、お店の子に

「ちゃんと定期的に検査してもらってる?」

と聞くのですが、たいていの子は

「当たり前じゃ~ん!」

と当然のように答えるのです。でも、それが本当かウソか、太一には分かりませんでした。

太一はそんな風俗通いを何年も続けていて、やはりどうしても不安が大きくなってHIV検査を
受けてみました。HIVに感染していないことを確かめて安心したかったのです。

ところが、検査結果は思いもよらぬ「陽性」でした。

すぐに確認検査で再度確かめたのですが、残念ながら確認検査でも「陽性」判定でした。
太一は目の前が真っ暗になりました。

今まで不安を感じながらも、どこか心の中で

「自分だけは大丈夫、感染しない」

そう信じ込んでいたのです。

でも、こうしてHIVに感染していることが分かってみると、いかにその自信が根拠のない、何の
役にも立たない自信であったかを思い知るのでした。

その後太一はHIV感染者同士の交流会に参加するようになりました。
その交流会には、元風俗嬢をしていた女性たちが沢山いました。

「やっぱり、性風俗で遊ぶのは危険なんだ」

太一は元風俗嬢たちを見ながら今更にそう思い知りました。

そのうち、太一は元風俗嬢とも口をきくようになり、風俗店の実体を色々と教えてもらいました。

彼女らは口を揃えてこう言いました。

「HIV検査するしないは店にもよるし、女の子の意識の高さにもよるよ。検査を強要する店は
少ないのが現実。実際してない方が多いし、女の子も殆どが自分は大丈夫って思ってるからね。
結局感染してる事に気がつかないでいろんな人にうつしちゃってると思うよ・・・」

更に元風俗嬢は続けます。

「お客の中には、風俗だからこそ気をつけてる、なんていう人がいるけど気をつけててもリスクが
高いのには変わりないよね。それに、そんなこと言う人に限って大した用心もしてないし。」

まさに太一のことを言われているようで、胸が痛くなるのでした。

そして太一はこうも思うのでした。

「ハイリスクなのは風俗だけの話じゃなく、素人でも風俗嬢とさほど変わらない性生活の
女の子なんて一杯いる。そこらで知り合った男と軽々しくノリでヤってる子なんて腐るほどいる。」

「みんなHIV感染のことなんかあまり考えてない。仮に考えても自分は大丈夫だと思ってる。
だから感染しても気付かずにどんどんHIVを広めていってしまう。」

太一は風俗通いによってHIVに感染し、そこで初めて感染リスクについて真剣に考えたのです。

この太一の実話はあまりに平凡で、似たような話はいくらでもあるでしょう。
事実、私自身が紙一重、太一と全く同じ運命をたどるところだったのです。

風俗に縁のないあなたからすれば、私も太一も何てバカなヤツだと思うでしょう。

風俗に行くのはまぁ仕方ないとしても、どうして病気予防の用心をしないのだと、あきれるかも
知れません。

私も太一も、全く考えていなかった訳ではないのです。でも、どこかで自分だけは特別で感染
しないと思っていたのですね。根拠もなく。

さて、ここで少しお話を変えて、日本の性風俗の実情を説明したいと思います。

データーの引用元は「性感染症 STD」(南山堂)です。

・・1.性風俗ではコンドームなしが当たり前!

実は日本ほど性風俗が巨大産業として多様化している国は世界に例を見ません。
ありとあらゆる新手のサービスが登場してはブームになっていきます。

私が仕事で訪れたバンコクや台北の歓楽街では、確かにセックスを提供する風俗店はありました。
しかし、日本のように多様化、巨大化された産業と言うイメージではありません。
圧倒的に日本の方が盛んなように思えます。

特に日本で近年特徴的なのはオーラルセックスを売りにするファッション系のお店です。

ファッションヘルス、ピンサロなどでは当り前にコンドームなしのオーラルセックスが行われて
います。

そして、クラミジア感染症淋菌感染症などの最大感染ルートになっているのです。

また、これも近年非常に多くなっていますが、いわゆるデリヘル(デリバリーヘルス)と呼ばれる、
特定のお店ではなくホテルや客の自宅などに出張してセックスを行うサービスもあります。

このデリヘルではコンドームを使わずにセックスすることが多く、その無頓着ぶりには驚かされます。

かつて私がHIV感染の不安に悩む前、風俗で遊んでいた頃に私自身が経験しています。
風俗とは無縁の方には信じがたいような無防備さが事実あります。

では、日本の性風俗では実際にどのくらいハイリスクな実態があるのか、あなたご覧頂きましょう。

少しデータが古いのですが、実際にコンドームがどの程度使われているのか興味深いデータを
見つけたのでご紹介します。

『平成9-11年度「HIV感染症の疫学研究」総括研究報告』の 中に、コンドームを毎回使う人の
割合を調べたデータが報告されています。

調査の対象となる人、行為、性行為の相手は次の通りです。

◇調査対象となったグループ
●一般集団
●何らかの性感染症に感染している人たち

◇対象となった行為
●膣を使った性行為
●オーラルセックス

◇性行為の相手
●決まった相手(配偶者や恋人など)
●不定期の相手(行きずり、出会い系など)
●性風俗の相手

以上の組み合わせで、毎回必ずコンドームを使う人の割合を調査しています。

その調査結果が下の表です。

◇膣を使った性行為で毎回コンドームを使う人の割合

相手 性感染症患者の使用率 一般集団の使用率
人数 人数
決まった相手 9.9 62/627 19.9 256/1,287
不定期の相手 15.7 66/421 26.0 39/150
風俗の相手 24.3 117/482 52.9 81/153

これは驚きのデータではないですか?

ごく普通に性風俗に遊びに行っている人でも、毎回コンドームを使う人は50%ちょっとなのです。

すでに何かの性感染症に感染している人に至っては25%にも満たない有り様です。

まぁ、これは原因と結果を逆にした資料であり、性風俗でコンドームを使わない人は何らかの

性感染症に感染している、と言うデータとして見るのが正解だと思います。

◇オーラルセックスで毎回必ずコンドームを使う人の割合

相手 性感染症患者の使用率 一般集団の使用率
人数 人数
決まった相手 1.6 10/627 3.6 46/1,287
不定期の相手 1.7 7/421 4.0 6/150
風俗の相手 3.5 17/482 24.4 37/153

オーラルセックスに至っては、もはやノーガード状態です。そもそも、オーラルセックスで何かの
性感染症に感染するかも知れないと言う危機感がありません。

それは、かつての私自身にも言えることであり、あなたもまたそうかも知れませんね。
(でも、実際にはクラミジア、淋菌は性風俗のオーラルセックスが一大感染源となっています。)

このように性風俗ではコンドームを使用しない性行為が非常に多くみられます。

上記データは色んな条件に分けた資料でご紹介しましたが、全体的なコンドームの使用率で
言えば、日本の性風俗のコンドーム使用率は約30%だそうです。

では、こうした環境で働いている風俗従事者はどのくらい性感染症に感染しているのでしょうか。
色んな資料を調べてみたのですが、最近のデータが見つかりませんでした。

古いデータですが、1つだけご紹介しておきます。国立国際医療センターのホームページ
公開されている、1996年の資料です。

関東、関西、九州の性風俗従事者の性感染症感染率を調べています。その中で、クラミジア
の抗体検査では、検査を受けた性風俗従事者の約90%が陽性になっています。

クラミジアは一度でも感染すると、その後完治しても抗体が残って陽性となります。従って、
90%の風俗従事者が、少なくとも1回はクラミジアに感染したことがある、と言うことになります。

クラミジアは最も感染者が多い性感染症なのですが、それにしても非常に高い感染率です。

そして、HIVもクラミジアと感染ルートは同じです。これだけ多くの性風俗従事者がクラミジア
に感染していると言うことは、HIVもまた危険であることを物語っています。

・・2.性風俗では検査なし


日本の法律では、性風俗店での本番行為、セックス行為は禁じられています。
むろん、表向きだけで実際には数限りなく本番サービスが毎晩繰りひろげられています。

しかし、ほとんどの風俗店ではコンドームの使用を従業員に義務付けしていませんし、HIVを
始めとする性感染症の検査も行っていません。

検査はあくまでも従業員の個人まかせなのです。
太一が交流会で知り合った元風俗嬢の言う通りです。

また、いくらお店が高級感あふれるお店であっても、感染の危険度で言えば同じです。

2011年6月の週間ポストの記事に、65歳の男性が高級ソープでHIVに感染した話題が載って
いました。

この男性いわく、

「お店が高級だったので衛生管理はしっかりしていると思った。」

のだそうです。それでコンドームなし、無警戒だったのです。そしてHIVに感染しました。
どんなに高級な風俗店でも事情は同じです。

あなたはお店の雰囲気、高級感に油断しないようにして下さいね。

・・3.オーラルセックスによる咽頭感染


日本における男性のクラミジア性尿道炎、淋菌性尿道炎の最大感染源は性風俗です。
その中でもオーラルセックスが最大要因となっています。

「性感染症 STD」によれば、性風俗従事者を対象に行ったクラミジア感染症、淋菌感染症の
検査において、ソープ従事者よりもヘルス従事者の方により多く咽頭感染を認めたそうです。

これは間違いなくオーラルセックスが原因であり、女性が咽頭感染していると言うことは、男性の
尿道感染もまた多くなると言うことを意味しています。

クラミジアも淋菌も咽頭感染の場合には自覚症状がなく、気が付きにくいのです。
しかも自然治癒することはありませんから、ずっと感染したまま、二次感染が広まっていきます。

また、オーラルセックスで感染するのはクラミジアや淋菌だけではありません。HIVも感染します。

この事実はこのサイトの色んなページでご紹介し続けていますが、未だに

「オーラルセックスではHIVは感染しない。」

と思っている人が多いのにはびっくりします。

いったい、何を根拠に感染しないと思っているのでしょうか。どうぞあなたはご用心ください。

・・4.まとめ


ここまで、性風俗によるHIV感染について書いてきました。私自身の体験や、太一の実話を持ち
出したのは、あなたに性風俗のリスクを知って欲しかったからです。

太一は本当に風俗でHIVに感染してしまったし、私は感染こそしていませんでしたが3ヶ月間、
心底エイズ発症に怯えて夜も眠れませんでした。

そして太一も私も遊んでいるときは自分はHIVなんて関係ない、感染するはずがないと思って
いました。そして相手の風俗嬢もまた、自分は感染していないと思っていたのです。

風俗店では、お客として遊ぶ人、従事者として働く人、誰もが自分は
HIVに感染しないと思いこんでいます。

でも、それは何も裏付けのない、根拠のない自信であり、単なる思い込みです。

どうかあなたは、風俗店にはHIVを始めとする性感染症の感染リスクがあることを忘れないように
して下さい。事実、性風俗でHIVに感染した人が沢山いることを知っておいて下さい。

もし、あなたがすでに風俗店でコンドームなしで遊んでいたり、同じくコンドームなしでオーラル
セックス、アナルセックスをした経験があるなら、ぜひとも早期にHIV検査を受けて欲しいと思います。

HIV感染は自覚症状がないのでHIV検査でしか判断出来ません。

冒頭の実話に登場した太一の場合は、まだエイズ発症前にHIV感染が分かったのが不幸中の
幸いでした。

現在の抗HIV医療ではエイズ発症前にHIV感染が分かれば薬を飲むことによってエイズの発症を
防ぐことも出来るようになっているのです。

最後になりますが、性風俗による感染はHIVだけに限りません。むしろクラミジア、淋菌などの方が
ずっと感染例は多いのです。

クラミジアも淋菌も感染しても自覚症状が出にくい性感染症です。あなたが知らぬ間に重症化する
恐れがあります。

あなたが性風俗からのHIV感染が心配なら、同時に他の性感染症も検査されることをお勧め致し
ます。なぜなら感染ルートはみな同じだからです。

あなたがHIV感染不安はあるのに、保健所や病院に行くのが嫌で検査を先延ばしにしているなら、
検査キットを使ってあなたの自宅で検査を受ける方法もあります。

私も、HIVを含む8種類の検査を自宅で受けました。ご参考までに検査キットの一部をご紹介しておきます。
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◇一度にまとめて検査、頼りになる検査キットです

検査キットタイプ名 TypeR(男性用)
検査対象の性感染症 HIV/梅毒/クラミジア/淋菌/
B型肝炎/C型肝炎/
クラミジア(喉)/淋菌(喉)
価格 ¥15,750
あなたへのオススメポイント 一度にまとめて8種類の検査が出来ます。私もこのTypeRのお世話になりました。

検査キットタイプ名 TypeT(女性用)
検査対象の性感染症 HIV/梅毒/クラミジア/淋菌/
B型肝炎/C型肝炎/カンジダ/
トリコモナス/細菌性膣炎/
ヒトパピローマウイルス/
クラミジア(喉)/淋菌(喉)
価格 ¥19,950
あなたへのオススメポイント あなたと、あなたの大切な人のために。まとめて12種類の検査が出来ます。

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◇対象を絞り込んだ検査キットです

検査キットタイプ名 TypeJ(男女共通)
検査対象の性感染症 HIVのみ
価格 ¥4,935
あなたへのオススメポイント はやり、何と言っても一番気になるのはこれです。私もこれを使いました。

検査キットタイプ名 TypeA(男性用)
検査対象の性感染症 クラミジア/淋菌
価格 ¥5,880
あなたへのオススメポイント 最も感染者の多いクラミジアと淋菌が同時に検査出来ます。クラミジアは男性の50%に自覚症状がありません。

検査キットタイプ名 TypeA(女性用)
検査対象の性感染症 クラミジア/淋菌
価格 ¥5,880
あなたへのオススメポイント 最も感染者の多いクラミジアと淋菌が同時に検査出来ます。特にクラミジアは女性の80%は自覚症状がありません。

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◇一番多くの人に使われている検査キットがこちらです

検査キットタイプ名 TypeE(男性用)
検査対象の性感染症 HIV/梅毒/クラミジア/淋菌
価格 ¥9,450
あなたへのオススメポイント 男性用で最も人気があるキットです。一番気になる病気と、一番感染者が多い病気がセットになって、お得で便利なキット。

検査キットタイプ名 TypeF(女性用)
検査対象の性感染症 HIV/梅毒/クラミジア/淋菌/
カンジダ/トリコモナス
価格 ¥9,870
あなたへのオススメポイント 女性用で最も人気があるキットです。一番気になる病気、感染者の多い病気、女性が気になる病気がセットになっています。


最後の最後にひとこと言わせて頂くと、もしもあなたの都合がつくなら、なるべく保健所で
検査を受けるのがいいと思います。(ただしHIV以外は検査可能な病気は限られます)

無料、匿名だし、専門スタッフもフォローしてくれます。私にも色々と教えてくれました。

むろん、あくまでもあなたの都合が最優先であり、可能であれば、と言うお話です。

では、あなたが1日も早く性感染症の不安を解消できますよう、お祈りしています。

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