保健所でのHIV検査受検数が多いのはどこの都道府県でしょうか?

あなたもご存じのように、全国の保健所では無料・匿名でHIV検査を受けることが出来ます。しかし、近年はこの受検者が減少しており問題になっています。

そこで今回は厚生労働省エイズ動向委員会が発表した「平成23年エイズ動向年報」から、全国の都道府県でHIV検査を受けた件数をご紹介したいと思います。合わせて人口10万人当りの受検数もご紹介します。ただし、データは保健所における受検数のみです。保健所以外の公的検査や病院でのHIV検査は含みません。

人口の多い都道府県で受検数が多いのは自然なことですが、人口10万人当りの受検数で見ると、また違った順位が見えて来ます。保健所における利便性の良し悪し、更には各自治体の啓蒙活動の成果などが現れているのではないでしょうか。

なお、本記事のデータソースはこちら⇒「平成23年エイズ動向年報」 各自治体が保健所以外で行った無料・匿名検査は含みません。

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◇平成23年 都道府県別 保健所におけるHIV検査受検数

都道府県 受検者(人) 人口10万人当り(人)
北海道 2,250 40.8
青森県 381 27.4
岩手県 612 46.0
宮城県 1,070 45.5
秋田県 432 39.6
山形県 675 57.7
福島県 867 42.7
茨城県 1,938 65.3
栃木県 2,014 100.2
群馬県 1,244 61.9
埼玉県 3,597 50.0
千葉県 4,985 80.1
東京都 12,333 93.7
神奈川県 7,856 86.8
新潟県 1,786 75.4
富山県 763 70.0
石川県 951 81.3
福井県 500 61.7
山梨県 608 70.7
長野県 2,070 96.3
岐阜県 775 37.3
静岡県 2,839 75.3
愛知県 9,077 122.5
三重県 1,175 63.5
滋賀県 867 61.5
京都府 3,503 132.7
大阪府 9,264 104.4
兵庫県 3,097 55.4
奈良県 1,084 77.4
和歌山県 482 48.2
島根県 567 78.8
鳥取県 398 67.5
岡山県 1,153 59.1
広島県 2,986 104.4
山口県 1,100 75.9
徳島県 756 95.7
香川県 379 37.9
愛媛県 1,245 87.1
高知県 534 70.3
福岡県 5,906 116.5
佐賀県 850 100.0
長崎県 1,091 76.3
熊本県 1,948 107.0
大分県 730 60.8
宮崎県 811 71.1
鹿児島県 1,100 64.3
沖縄県 2,297 165.3
合計 102,946 平均 80.4

表1.都道府県別保健所HIV検査受検数

以上のような結果となりました。あなたのお住まいの都道府県ではいかがでしょうか。赤字は上位10都道府県です。

当然受検数の多い、少ないはやはり人口に比例します。そこで、人口10万人当りの受検数が多い県、少ない県をそれぞれ調べてみました。

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◇人口10万人当りの受検数が多い都道府県

都道府県 受検者(人) 人口10万人当り(人)
沖縄県 2,297 165.3
京都府 3,503 132.7
愛知県 9,077 122.5
福岡県 5,906 116.5
熊本県 1,948 107.0
大阪府 9,264 104.4
広島県 2,986 104.4
栃木県 2,014 100.2
佐賀県 850 100.0
長野県 2,070 96.3

表2.人口10万人当り HIV検査受検数の多い都道府県

人口10万人当りのHIV検査受検数の上位10県を表にしてみました。一番多かったのは沖縄県で165.3人でした。全国平均が80.4人ですから、2倍以上の受検数です。

なお、全国で最もHIV感染者の多い東京都は93.7人で12位でした。

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◇人口10万人当りの受検数が少ない都道府県

都道府県 受検者(人) 人口10万人当り(人)
青森県 381 27.4
岐阜県 775 37.3
香川県 379 37.9
秋田県 432 39.6
北海道 2,250 40.8
福島県 867 42.7
宮城県 1,070 45.5
岩手県 612 46.0
和歌山県 482 48.2
埼玉県 3,597 50.0

表3.人口10万人当り HIV検査受検数の少ない都道府県

人口10万人当りのHIV検査の受検数が少ない県を下位から10県ご紹介しました。最も少なかったのは青森県で27.4人でした。従って最も多かった沖縄県に比べると6.77倍の差があります。

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◇沖縄県と青森県の比較

人口10万人当りの保健所HIV検査受検数が最も多い沖縄県と、最も少ない青森県を比較してみました。

比較項目 沖縄県 青森県
人口(2010年国勢調査) 1,392,818 1,373,339
保健所の数(即日検査対応) 6 (6) 7 (3)
HIV検査受検数(2011年) 2,297 381
人口10万人当りの受検数 165.3 27.4
新規HIV感染者数(2011年) 12 3
新規エイズ患者数(2011年) 11 1

表4.沖縄県と青森県の比較

まず、人口を比べると偶然にもほぼ同じです。そして保健所の数は沖縄県が6、青森県が7でこちらもほぼ同じ。ただ、沖縄県では6ヶ所の保健所全てで即日検査が可能でしたが、青森県では7ヶ所中3ヶ所のみが即日検査可能でした。

即日検査に対応している保健所の数だけで受検数がこれほど差が付くとは思えないので、他にも原因があると思われます。私が思うに、それはHIV感染者とエイズ患者の報告件数の差です。

表4をご覧頂いてお分かりのように、沖縄県では2011年の報告では新規HIV感染者が12件、新規エイズ患者が11件報告されています。それが青森県ではそれぞれ3件、1件です。

両県の県民の皆さんがこの数字を知っているとすれば、沖縄県の県民の皆さんの方がHIV感染に危機感を強くもち、それがHIV検査受検数に現れているのではないでしょうか。


さて、今回は全国の各都道府県における保健所でのHIV検査受検数をご紹介しました。これ自体にそれほど意味はないかも知れませんがあたのお住まいの都道府県の実態を知って頂けたらと思います。

そして、何よりあなたご自身にHIV感染の不安や心当たりがあれば、ぜひ保健所でHIV検査を受けて下さい。どうしても保健所には行きたくないあなたは自宅でHIV検査が出来ます。

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