「風俗で遊んでから、どうも体がだるくて微熱もあります。

喉も少し痛いのですが、もしかしてこれはHIVに感染した症状でしょうか?」

ネットの相談サイトにはこの手の書き込みが後を断ちません。

書きこんだ人の不安の程度は様々ですが、

「もしかして、HIVに感染したのかも・・・」

と自分の症状が心配になって書き込んでいるのです。

実は、私も過去に深刻なHIV感染疑惑を経験しています。

そのとき、同じようにネットの相談サイトに何回も書きこみました。

だからその気持ちはとてもよく分かります。

私の場合も全身に発疹が出たり帯状疱疹を発症して心配になり、書き込んだのです。

今からこのページではHIVに感染したらどんな症状が出るのかを説明していきます。

詳しくは本文に書きますが、あなたがHIVに感染すると何かの症状が出る時期は2つあります。

1つは感染したすぐ後の急性期、もう1つはエイズを発症したときです。

今回私が特にあなたに分かって欲しい、気を付けて欲しいのは急性期の症状です。

なぜなら、急性期に自分の体調異変に気づいてHIV検査を受けることが出来れば、仮にHIVに感染していてもエイズの発症を防ぐことが出来るからです。

それに引き換えエイズを発症した後の症状をいくら詳しく知っていても、すでに発症しているのですからエイズを防ぐ役には立ちません。

だからあなたにはエイズ発症を未然に防ぐため、急性期に出てくる症状を知って欲しいのです。

もしも今、あなたの身の上に何かの異常や異変が起きていたり、過去に思い当たる症状があるなら、どうかこのページを最後まで読んで下さい。

きっとお役に立てると確信しています。

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お話を少し前に戻します。

かつて私は自分のHIV感染が不安で何回も相談サイトに書き込みをしたことがあります。

「つい、油断して、ちょっとだけですがコンドームなしに挿入してしまいました。」

「コンドームなしにオーラルセックスをしてしまいました。」

こんな状況を書き連ね、

「この程度の行為でHIVに感染することがあるでしょうか?」

と質問で締めくくるパターンです。

当時を思い返してみると、私は質問していたと言うよりも、

「その程度ではHIVには感染しません。」

と言う答えが欲しかったのだと思います。事実、何人かの回答者がそう答えてくれました。

でも・・・・私の気が休まることはありませんでした。

なぜなら、HIV感染は検査を受ける以外には絶対に分からないからです。

どんなにえらい医者や学者に相談してみても、

「HIV感染が心配なら検査を受けて下さい。」

と言う回答しか出来ないのです。

ましてやネットで相談してみたところで素人の回答が役に立つはずがありません。

先ほども書きましたが、その手のネット相談は多くの場合、体に何らかの異常があったために不安になって書きこまれています。

私も全身に発疹が出たり、帯状疱疹になって心配になりました。

私はあなたがネット上で相談するのは止めた方がいいと思いますが、あなたが体の異変、異常に敏感なのはとても大事なことだと思います。

微熱が出る、体がだるい、喉が痛い、こうした症状はHIV感染の可能性をうかがわせるものだからです。

すぐにHIV感染に結び付ける必要はありませんが、HIV検査を受けるきっかけにはなり得ます。

これから、もしもあなたがHIVに感染したら、感染した後にどんな症状があなたの身の上に出てくるのか、それを時間の経過と共に説明してみましょう。

このページはとても長いページなので、どんなことを書いてあるか、最初に説明しておきます。
お急ぎのあなたは読みたいタイトルをクリックしてください。その記事まで飛ばして読むことが出来ます。

【目次】

1.HIVとエイズの定義
HIVに感染することと、エイズを発症することは別です。ここにとても大事な意味があります。HIVに感染してもエイズは予防出来るのです。

2.CD4数とウイルス量
もしもあなたがHIVに感染したら、あなたの体内でいったい何がおきるのか説明します。

3.急性HIV感染症とは
ココ、このページで一番読んで欲しいところです。HIVに感染した後、急性期に現れるいくつかの症状をご紹介します。この時期にHIV感染に気付くかどうか、それが重要です。

4.無症候期からエイズ発症まで
ここは一般的な知識としてお読み下さい。エイズ指標疾患23種類の説明があります。

5.まとめ
最後に大事なポイントをまとめてあります。

繰り返しますが、もしあなたがHIVに感染したら、急性期にいったい何が起こるのか、それを知って欲しいと思います。

決して他人事ではありません。あなたとは無縁の世界だと思わないで下さい。

あなたの身を守るのはあなた自身です。

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1.HIVとエイズの定義

まず、一番初歩的な話ですが、HIVとエイズと言う言葉の定義を再確認しておきます。

意外と正確には知らない人が多いみたいです。あなたはご存知ですか?

◇HIV=Human Immunodeficiency Virus=ヒト免疫不全ウイルス(ヒトめんえきふぜんウイルス)

◇エイズ(AIDS)=Acquired Immune Deficiency Syndrome=後天性免疫不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん)

つまり、HIVとはエイズを引き起こすウイルスの名前であり、エイズとは、HIVによって人間が本来持っている免疫力が低下し、様々な病気に感染してしまう症候群(病気の集まり)を言います。

ですから、「エイズを発症した」と言っても、「症候群」の中のどれかを発症すると言う意味であって、「エイズ」と言う特殊な新しい症状が出る訳ではありません。

エイズと言う単独の症状はないのです。

もっと正確に言うと、HIVに感染している人が、エイズ指標疾患として決められた23種類の疾患のどれか1つでも発症すると、エイズ患者と認定されます。

つまり、HIVに感染するだけではエイズ患者ではありません。

実はこのことが大変重要なのです。かつてHIV感染症が致死的疾患であったころ、HIVに感染するとエイズ発症を防ぐ方法はありませんでした。

免疫力の低下を回復させる術はなかったのです。

「あなたはHIVに感染しています。」

と言う告知は、数年先の死を意味していました。

HIV感染=エイズ発症=死

こんな図式だったのです。

しかし、抗HIV医療が進んだ今日では、HIVに感染してもエイズ発症前に治療を開始すればエイズの発症を防ぐことが可能になりました。

早期のHIV検査によって、かつての死の図式は打ち破ることが出来るのです。

いかにして早期にHIV感染を見つけるか、それがHIV感染者にとっては生命線です。

だからこそ、HIV感染の症状を知っておくことはとても重要です。

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2.CD4数とウイルス量

まず、あなたがHIVに感染するとどんな経過をたどるのか、その全体的なイメージをご覧下さい。

HIV感染後の急性期と無症候期
図1 HIV感染後の急性期・無症候期

もしもあなたがHIVに感染すると、①急性期、②無症候期を経て、治療しなければエイズ発症に至ります。

図にも示した通り、HIVに感染した後、2週間目から6週間目くらいの間を急性期と呼びます。

この急性期には急性HIV感染症と呼ばれる、風邪やインフルエンザに似た症状が出ることがあります。

例えば発熱、頭痛、喉の痛み、倦怠感などです。その症状は放置しておいても自然と治ってしまいます。

そして、この急性期の後、無症候期に入り、何年も全く症状が出ません。

しかし、無症候期も体内では確実にHIV感染が進み、やがてあなたの免疫力は限界まで低下します。

そしてエイズを発症することになります。

この急性期、無症候期にあなたの体内では何が起きるのか、もう少し詳しく説明しましょう。

図の中に、赤い曲線青い曲線が示してあります。

赤い曲線はCD4陽性Tリンパ球を示し、青の曲線はHIV RNA量を示しています。

●CD4陽性Tリンパ球(CD4数)
CD4数と言うのは、血液1μL中のCD4陽性Tリンパ球の数です。(1μLは、1リットルの百万分の一です)

この値は人の免疫力の強さを表す量だと思って下さい。多ければ多いほど、免疫力が強くて病気になりにくいのです。

HIVの感染者に対して、抗HIV薬を投与する時期は、このCD4数が指標のひとつに なっています。

CD4数は普通に健康な人なら、700から1300程度と言われています。

これが、350から200くらいまで低下してくると、危険レベルとなり抗 HIV薬投与によってCD4の数値を上げます。

つまり、免疫力を薬で回復させるのです。

管理人注記:2017年5月1日

現在ではCD4が高いレベルで抗HIV薬を投与した方が効果が出るという研究が進み、CD4が500を切れば投与開始のケースもあります。

 

●HIV RNA量
HIV RNA量とは、感染後の血漿に含まれるHIVのRNA遺伝子の数です。HIVが体内にどのくらい増えているかを知るために測定しま す。

CD4数とは反対に、HIV RNA量が増えていくと人の免疫力は低下し、いろんな感染症にかかりやすくなります。

あなたがHIVに感染すると、体内に侵入したHIVはあなたの免疫細胞の中枢である、CD4陽性Tリンパ球にとりつき、これを破壊しながら増殖を繰り返していきます。

つまり、体内でHIVが増えると言うことは、CD4が減ることなのです。

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3.急性HIV感染症とは

ここで、もう一度図を見て下さい。私たちがHIVに感染して、2週目から6週目くらいの間に、急激にHIVが増え、そしてCD4数が減ります。この間を急性期と呼びます。

急性期には風邪やインフルエンザに似た症状が出ることがあります。喉が痛い、微熱が続く、下痢をする、身体がだるいなどの自覚症状です。場合によっては発疹が出ることもあります。

これらを急性HIV感染症と呼び、HIVが感染後に急激に増殖して起きる、高レベルのウイルス血症(ウイルスが血液中に入って全身にめぐること)が原因とされています。

そして、この急性HIV感染症こそが私やあなたを悩ませます。冒頭のネットの相談サイトへ書きこみをしたくなるのも、この急性HIV感染症を恐れるからです。

実際にHIVに感染した人が、この急性期にどんな症状を発症したか、データをご紹介します。

下の表をご覧下さい。

症状 頻度(%)
発熱 96
リンパ節腫脹 74
咽頭炎 70
発疹 70
筋肉痛・関節痛 54
下痢 32
頭痛 32
吐き気・嘔吐 27
肝脾腫 14
体重減少 13
口腔白苔 12
神経症状 12

表1 「HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント」(医薬ジャーナル社)から引用

急性HIV感染症で最も多く見られる症状は発熱で、感染者の96%に出ています。

続いてリンパ線が腫れたり、喉が痛くなったりします。

でも、こうした症状や頭痛、下痢などは別にHIVに感染しなくても普通の風邪や体調不良でも発症します。誰でも経験するはずです。

だからこそ、多くの人がHIV感染ではないかと不安になって相談サイトに書き込むハメになります。

ちなみに、私が自分のHIV感染を疑うきっかけは全身に現れた発疹と、その後に発症した帯状疱疹でした。

上の表にもあるように、HIV感染者の70%に発疹が見られます。その上帯状疱疹と続けば、これはもう間違いなくHIVに感染していると私は思い込みました。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)と言うのは、子供のころにかかった水ぼうそうの病原菌、ヘルペスウイルスが大人になってから暴れ出す皮膚疾患です。

ピリピリする痛みを伴って湿疹が出ます。

この帯状疱疹は大人になって免疫力が低下したり、抵抗力が弱ったときに発症することが多いのです。その一例が、HIV感染による免疫力低下です。

後に読んだエイズの本には、帯状疱疹になったら、HIV感染を疑えと書いてありました。

まぁ、微熱や下痢くらいならそんなに心配しませんが、全身の発疹や帯状疱疹など、生れて初めてと言う症状が2つも続けば不安にもなります。

ちょっとあなたも自分の身に置き換えて想像してみてください。風俗で遊んで、1ヶ月くらいしてから全身に発疹が出たり、帯状疱疹が出たり。

その上私は頭痛や発熱、下痢に肝機能障害まで続いたのです。

それらの症状で何度も病院に行きましたが、HIV感染について触れた先生は一人もいませんでした。

実際にこうした症状から、病院でHIV感染の診断がされることはまれなのだそうです。

「これでわかるHIV/AIDS診療の基本」(南江堂)の中で国立病院機構大阪医療センター感染症内科の渡邊大医師は、次のように書いています。

『急性HIV感染症は診断が難しく、HIVの感染に気がつかない例が大半と考えられる。』

何しろ症状がただの風邪や体調不良と同じであり、放置しても1週間から10日くらいで自然と治ってしまいます。まさかHIVに感染しているなんて思いません。

でも、この急性期を過ぎるとこの後に説明する無症候期に突入し、もう何も自覚症状は出なくなります。HIV検査を受けるきっかけはないのです。

だからこそ、あなたが体のどこかに異常を感じ、かつ感染の心当たりがあれば、HIV検査を受けて下さい。例え医者が検査を指示しなくてもです。

(風俗で遊ぶなど、感染の可能性アリ)+(発熱、頭痛、などの症状)=HIV検査

こんな計算式が成り立ちます。

でも、ホント言うと何も自覚症状が出なくても、感染の可能性や不安があればHIV検査を受た方があなたには安全です。

なぜなら、急性HIV感染症はHIVに感染した人に100%必ず発症するとは限らないからです。急性期に何も症状が出ないまま無症候期に入る人もいます。

こんなケースでは自覚症状によるHIV検査のきっかけは何もない訳で、エイズを発症して初めてHIV感染に気がつく、いわゆるいきなりエイズとなります。

これも繰り返し書きますが、エイズ発症前に検査で見つかればエイズを防ぐことも可能です。

当然ながらエイズ発症前に治療を開始した方がその後の生存率も高くなります。早期のHIV検査は救命的検査なのです。

ただし、1つだけあなたに注意して欲しいのがウインドーピリオドです。

図の中にも示してありますが、あなたがHIVに感染しても3ヶ月くらいは抗体検査をしても正確な判定が出来ません。

つまり急性期にHIV抗体検査を受けても正確な感染判断は出来ないのです。

この検査が出来ない期間をウインドーピリオドと呼びます。

これは、あなたがHIVに感染してもすぐには抗体が出来ないためです。

保健所などで行うHIV検査は抗体検査であるため、HIV抗体が作られる3ヶ月を経過してからでないと検査の正確さが確保出来ません。

仮にあなたがHIVに感染した可能性がある日から3ヶ月を待たずに検査を受けて陰性になったとしても、それはHIVに感染していないのか、感染はしているが抗体がまだ出来ていないだけなのか、その判断がつきません。

だから保健所では「感染の可能性があった日から3ヶ月過ぎてから検査を受けて下さい」と条件を付けています。

この件に関しても、ネットの相談サイトにこんな書き込みが沢山寄せられています。

「風俗で遊んでHIV感染が心配です。まだ1ヶ月しか経っていませんが、検査はムリですか?」

先ほども書いたように抗体検査のウインドーピリオドは3ヶ月なので1ヶ月目に検査を受けても正確な検査にはなりません。

でも、全く意味がない訳ではありません。例えば、あなたが1ヶ月目でHIV抗体検査を受けて陰性だったとします。

すると、100%感染していないとは断言出来ませんが、しかしかなりの高い確率で感染していないと言えます。

ウインドーピリオドの3ヶ月と言うのはかなりマージンを持たせた設定で、抗体が出来るのがとても遅い人に合わせているのです。

当然、もっと早く抗体が出来る人も沢山いる訳で、1ヶ月目に判定が出来る人もいます。

あなたがどうしても3ヶ月待てない、不安で仕方がないと思うなら、まずは1ヶ月目に検査を受けて3ヶ月経ってから再度検査を受け直してください。

最近は抗体検査のウインドーピリオドも短くなってきており、保健所によっては3ヶ月ではなく2ヶ月でOKとするところも目にします。

なお、抗体検査ではなくHIVの遺伝子を見つけるNAT検査では感染から11日目から検査可能と言われています。

ただし保健所ではNAT検査はやっていませんし、ごく限られた病院のみで可能です。費用もそれなりにかかります。

どうしてもNAT検査を受けたければネットで検索して見て下さい。

以上が、あなたに最も知って欲しかったHIV感染急性期のお話です。

私があなたにお伝えしたかったことは、たったひとつです。

「あなたがHIV感染が心配なら、早くHIV検査を受けて下さい。」

これに尽きます。

あなたはネット上で自分の症状を相談している場合じゃありません。

「その程度ならHIVには感染していません。」

などと言う、無責任な根拠のない回答を信じて安心してはいけません。

回答者はあなたがどうなっても何も困らないし責任もありません。あなたの身を守るのはあなたの決断です。

もし、あなたが保健所や病院でHIV検査を受けたくない、受けられない理由があるのなら、あなたの自宅でHIV検査を受けることも可能です。

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4.無症候期からエイズ発症まで

3項で説明したHIV急性期を過ぎると、無症候状態となり、それこそ何も自覚症状のない時期に入ります。

しかし、あなたの体内ではHIVが増え続け、免疫細胞は破壊され続けています。

先ほどの図の赤い線、青い線をご覧下さい。

やがてHIVと免疫細胞のバランスはくずれ、免疫不全状態へと陥ります。

そして、エイズ指標疾患に指定されている23疾患のうち、どれか1つでも発症すれば、エイズ患者と認定されることになります。

ですから、「エイズを発症する」と言うのは、「エイズ」と言う病気を発症するのではなく、23疾患のどれかを発症することを意味します。

私が思いだすのは、エイズが初めてニュースになった1980年代後半、テレビに映し出されたエイズ患者の姿です。

あの頃のエイズ患者と言えば、必ずと言っていいほど、カポジ肉腫、ニューモシスチス肺炎(当時はカリニ肺炎と呼んでいました)を発症していました。

ここで、エイズ指標疾患に指定されている23疾患をご紹介しましょう。

◆真菌症(カビなど)
1.カンジダ症(食道、気管、気管支、肺など)
2.クリプトコッカス症(肺以外)
3.コクシジオイデス症
4.ヒストプラズマ症
5.ニューモシスチス肺炎

◆原虫症
6.トキソプラズマ脳症(生後1ヶ月以後)
7.クリプトスポリジウム症(1ヶ月以上続く下痢を伴ったもの)
8.イソスポラ症(1ヶ月以上続く下痢を伴ったもの)

◆細菌感染症
9.化膿性細菌感染症
10.サルモネラ血症(再発を繰り返すもので、チフス菌によるものを除く)
11.活動性結核
12.非結核性抗酸菌症

◆ウィルス感染症
13.サイトメガロウィルス感染症
14.単純ヘルペスウィルス感染症
15.進行性多巣性白質脳症

◆腫瘍
16.カポジ肉腫
17.原発性脳リンパ腫
18.非ホジキンリンパ腫
19.浸潤性子宮頸癌

◆その他
20.反復性肺炎
21.リンパ性間質性肺炎/肺リンパ過形成
22.HIV脳症(認知症、または亜急性脳炎)
23.HIV消耗性症候群(全身衰弱、またはスリム病)

あまり聞いたことのない病名が多いのですが、普通に免疫力のある人なら平気な病原菌にやられて日和見感染症を患い、重症化してしまうのです。

では、実際にHIV感染者が発症した指標疾患の分布を見てみましょう。

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次の表2をご覧下さい。

◇2014年 エイズ指標疾患分布

では、厚生労働省エイズ動向委員会の公開データを私が調べた結果をお伝え致しましょう。

下の表を見て下さい。

2014年にエイズを発症した455件についてどんなエイズ指標疾患を発症したのか、件数の多い順に表にしました。

同時に、1985年から2014年までの累計も付けてあります。

指標疾患 2014年 累計
ニューモシスティス肺炎 261 3,947
カンジダ症 148 2,098
サイトメガロウィルス感染症 77 1,030
HIV消耗性症候群 32 785
HIV脳症 24 306
カポジ肉腫 20 310
活動性結核 14 537
進行性多発性白質脳症 12 99
クリプトコックス症 9 212
単純ヘルペスウィルス感染症 8 182
非結核性抗酸菌症 8 104
トキソプラズマ脳症 8 188
非ホジキンリンパ腫 7 225
原発性脳リンパ腫 6 69
化膿性細菌感染症 5 98
反復性肺炎 5 143
クリプトスポリジウム症 2 26
サルモネラ菌血症 2 27
リンパ性間質性肺炎 1 38
ヒストプラスマ症 1
コクシジオイデス症 0
イソスポラ症 0
浸潤性子宮頸癌 0
 合計(報告数) 455 10,440

表2 エイズ指標疾患分布(2013年エイズ動向委員会報告による)

表をご覧頂いてお分かりのように、報告された指標疾患の合計は686件でした。

2013年に報告されたエイズ患者の件数は484件でした。従って、1人のエイズ患者が複数の指標疾患を発症したものと思われます。

特に発症件数の多い上位10疾患についてグラフにしてみました。

◇2014年 エイズ指標疾患分布グラフ

エイズ指標疾患2014

グラフにしてみるとよく分かりますが、ニューモシスティス肺炎、カンジダ症、サイトメガロウィルス感染症3疾患で全体の74.8%、ほぼ3/4を占めています。

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では、この上位3疾患について、どんな疾患か説明しておきます。

■ニューモシスチス肺炎

以前は「カリニ肺炎」と呼ばれていましたが、今でははこの名前に変わっています。

カリニという原虫 が引き起こす肺炎だと思われていたのですが、実際の原因は真菌であることが分かったためです。エイズ指標疾患の中では最も多く見られる疾患です。

主な症状は呼吸困難や発熱、痰(たん)を伴わない咳(せき)などです。何も治療をしないと致死的です。治療には抗生剤を使用します。

■カンジダ症

カンジダという真菌(カビ)が引き起こす病気です。カンジダはもともと健康な人の体内にも存在していることがあります。免疫力が通常であれば、別に何の症状も出ません。

症状としては皮膚、口の中、食道、気管、肺などに炎症を起こします。ただ し、エイズ指標疾患としては、食道、気管、肺に限定されています。

治療としては、抗真菌薬を投与します。

■サイトメガロウィルス症候群

ヒトヘルペスウィルス5型というウィルス感染によって発症します。症状としては、肺炎、網膜炎、胃腸炎、脳炎などをひきおこします。

治療には抗ウィルス薬を投与しますが、長期化することが多いそうです。治療せずに放置すれば死に至ります。

こうしたエイズ指標疾患が発症する前に、次のような症状が出ることもあります。

●長期間に及ぶ発熱

●体重の減少

●下痢

●吐き気・嘔吐

●倦怠感

●易疲労感(いひろうかん:異常に疲れやすいこと)

もしもあなたにこういった症状が続くようなら、HIV感染を疑って検査を受けることをお勧めします。もちろん、HIVに感染しているとは限らず、他の原因でこのような症状が出ることもあります。

私の会社の同僚で、タイのバンコクに長期出向していた男性がいました。彼は帰国後、1年くらいの間に体重が15キロも減りました。本人は何もダイエットをしていないのにです。

しかも、彼はバンコクで風俗に行った経験がありました。

それで、HIV感染が怪しいと、病院で検査を受けました。幸いなことに結果は陰性でした。

このように、必ずしも原因不明の体重減がHIV感染とは限りません。

でも、もし、HIV感染による免疫不全が原因であれば、やがてエイズ発症へと移行することになります。

あなたも不安があればHIV検査を受けるに越したことはありません。

■あなたに少しでもHIV感染不安があれば・・・
『感染不安の人が必ず読んでいる記事』

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5.まとめ

以上、HIV感染による急性期の症状、及びエイズ指標疾患について説明してきました。

このページの最初に書いた通り、あなたに知って欲しいのは急性期に現れる症状です。

あなたにHIV感染の心当たり、可能性がゼロと言い切れるなら大丈夫かも知れませんが、少しでも不安や可能性があるなら、ただの風邪や体調不良と片付けずにHIV検査を受けて下さい。

「いや、自分に限ってHIV感染なんて・・・」

あなたがそう思いたいのはよく分かりますが、このセリフが

「まさか自分がHIVに感染していたなんて・・・」

となっては大変です。

そして最後にもう1つだけ情報を付け加えます。近年、HIV感染からエイズ発症までの潜伏期間は短くなっています。

かつてのように5年から10年ではなく、3年、4年以内にエイズを発症する事例が多く報告されています。

あなたがHIV検査の判断を先送りにしているとエイズ発症を未然に防ぐチャンスを逃してしまうかも知れません。

本文でも説明した通り、HIVに感染することと、エイズを発症することは別です。

エイズ発症前に検査でHIV感染を見つけることが出来ればいきなりエイズを防げます。

早期のHIV検査は救命的検査であることを覚えておいて下さい。

もしもあなたがHIV検査を受ける決心はしたけど、どうしても保健所や病院には行きたくない、そう思うならあなたの自宅で誰にも知られずHIV検査が可能です。

もっと言えば自宅以外でも検査キットの利用は可能です。私の知人カップルはラブホテルで仲良く二人で使っていました。

手を洗うことが出来ればどこでもOKです。

アイコンボタンHIV検査の先送りは「いきなりエイズ」のリスクが増すだけです。
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