TOP急性HIV感染症その1急性HIV感染症その2

このページではHIV感染の初期に見られる急性HIV感染症についてお話します。

ネット上のHIV相談で最もよく見かけるのが、この急性HIV感染症に関するものです。

例えば、コンドームなしのセックスをして数週間後に、頭痛や発熱、喉の痛みなどが出てきて、HIVに感染したのではないかと心配になるケースです。もしかしたら、あなたもこうした不安を持っていませんか?かつて私も随分と悩んだ経験があります。

今から、そうした不安の元になっている急性HIV感染症について詳しく説明していきます。この記事があなたの不安解消のお役に立てば幸いです。

さて、もしもあなたがHIVに感染すると、感染してから2週間が過ぎた頃、あなたの体の中ではHIVの増殖が急激に進みます。一方では免疫細胞が破壊されていきます。

この状態は免疫機能が働いて、あなたの体内にHIVの抗体が出来るまで続きます。HIVの抗体が出来ると、いったんHIVは減少しますが、ここから長い年月をかけて体内で増殖していきます。

このHIV感染後2週間から6週間くらいの間、あなたの体内ではHIVの急増により、高レベルのウイルス血症がおきます。(ウイルス血症とは、ウイルスが血液中に入り、全身に回ることです。)

このため、急性HIV感染症と呼ばれる様々な症状が出ることがあります。発熱、下痢、のどの痛み、帯状疱疹、筋肉痛、倦怠感などの症状です。この症状はあなたの体内にHIV抗体が出来て、HIVの量が減ると自然に治ります。数日から10日程度で治る人が多いようです。

ただし、全てのHIV感染者にこういった症状が出るわけではありません。全く何も症状の出ないHIV感染者もいます。また症状もごく軽い人もいれば非常に重い人もいます。個人差があるのであなたの場合にどうなるかは分かりません。

国際医療研究センター戸山病院エイズ治療・研究開発センターの 調べによると、同センターのHIV感染者108人に対して、感染初期にみられた症状は次の通りでした。(重複回答あり)

◇HIV感染後、急性期にみられた症状(急性HIV感染症)  HIV感染者108人の調査による

急性HIV感染症の発症頻度

●発熱91%●リンパ腺腫脹63%●発疹50%●下痢37%●全身倦怠感32%●頭痛26%●筋肉痛20%

HIVに感染した人の90%に発熱がみられ、60%の人にリンパ腺の腫れが見られたと言う結果です。

しかし、発熱やリンパ腺が腫れるのは風邪をひいても同様です。その他の症状も下痢、頭痛などは日常的に起きる可能性がある症状です。しかも、1、2週間で自然に治ります。

従って、もしもあなたにこうした症状が出ても、あなたはすぐに自分のHIV感染を疑うことはないと思います。しかし、こうした症状と合わせて、あなたに感染の可能性がある行為に心当たりがあれば、念のためにHIV検査を受けた方が安心できるでしょう。

ただし、HIVに感染した可能性がある行為から、3ヶ月過ぎないと正確な検査は出来ません。どうしても心配だからと3ヶ月以内に検査を受けた場合には、検査結果が陰性であっても3ヶ月過ぎてから再度検査を受けて下さい。

また、最初にも書きましたが、よくネット上の掲示板で、この急性HIV感染症に関するQ&Aを見かけます。

例えば、

「コンドームなしで出会い系サイトで知り合った相手とセックスをしてしまった。その後2週間してから微熱が続いている。これはHIVに感染した症状でしょうか?」

こんな相談、質問の書き込みです。こういった質問に対する回答の中には、根拠もなしに安全だと書いてみたり、逆に不安をあおる回答もあります。この手の質問には「HIV検査を受けてください」が唯一の正解です。

あなたが、どんなに怪しい症状が出ていて急性HIV感染症間違いなしと思っても、HIVには感染していないかも知れません。

逆に全く何の自覚症状がなくても感染しているかも知れません。私自身の体験もふまえて、HIVに感染しているかどうかは、HIV検査を受ける以外に絶対に分からないと申し上げておきます。

HIV感染は、この急性期の症状の後は全く無症候状態に入り、自分でHIV感染に気が付く機会はあまりありません。例えば、何かの病気で手術をするとか、他の性感染症に感染したとか、そういった特殊な事情があればHIV検査を受ける機会があるかも知れません。

でも、そんな機会は必ず来るとは限らないし、いつになるかも分かりません。だからもしもあなたにHIV急性感染症に似た症状があって、しかも感染の可能性がある行為に思い当たるようなら、早期にHIV検査を受けることをお勧め致します。

なぜなら、近年HIV感染からエイズ発症までの潜伏期間は短くなったと報告されており、仮にあなたがHIVに感染していれば、早期にHIV検査を受けないと「いきなりエイズ」を発症するリスクが高まるからです。

あなたがHIVに感染していても、エイズ発症前に見つけて治療を行えばエイズを抑えることが可能です。学校や仕事を続けることも出来るのです。

そして、抗HIV治療においてはエイズ発症前に治療を開始した方が、エイズ発症後に治療を開始するよりも数年先の生存確率がずっと高いのです。その意味で、HIV検査は救命的検査と言えます。

こうしたことから、繰り返しになりますがあなたにHIV感染の心当たりがあって、急性期の症状と思われるようなものが出たら念のためにHIV検査を受けることをお勧めしたいと思います。

いきなりエイズを防ぐチャンスとなるかも知れません。

最後に、私が自分のHIV感染を疑ったときに使用した検査キットをご紹介します。あなたが保健所に行く時間がなかったり、誰にも知られたくない、誰にも会わずにHIV検査を受けたいと思うならこれがお勧めです。

 

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