全国の保健所では無料・匿名でHIV検査を受けることが可能です。

それはあなたもご存知だろうと思います。

その保健所でHIV検査を受ける時に、

「いつ頃受ければいいのか?」

と言う疑問に対する回答が変わってきたように思います。

それは、いつから、いつに変わってきたのでしょうか。

 

◇「エイズとHIV」のパンフレット

つい先日のことです。私の地元の市役所に用事があって行ってきました。

市民課の窓口に座っていると、ふとカウンターにこんなパンフレットが置いてあるのに気付きました。(写真1)

HIVパンフ3
写真1.HIVのパンフレット

私は割とひんぱんに市役所には足を運ぶのですが、こんなエイズパンフは初めて見ました。

むろん、保健所に行けば全く珍しくありませんが、市役所の市民課に置いてあるのは今までになかったことでした。

パンフの内容を見ると、ごくありふれた、HIVとエイズについて一通りの解説がしてありました。

そして、最も力を入れて説明してあるのは、

「HIV感染は検査を受けるしか判定方法はない。」

「早期のHIV検査でエイズ発症を防ぐことも可能です。」

「HIVもエイズも自分には関係ないと思っている人も積極的にHIV検査を受けましょう。」

といったことです。

まぁ、これも鉄板説明と言うべきでごもっとも、と言う感じです。

ところが、よくよくこのパンフを見て少しだけ驚いたことがありました。

それは・・・

 

◇HIV検査の早期お奨め!

下の写真2をご覧ください。

パンフレットの中に書かれている、

「HIV検査はいつ頃受ければいいの?」

と言う問いに対する答えの部分です。

HIVパンフ4
写真2.HIV検査を受ける時期

ズバリ、パンフレットには、

「感染した疑いのある日から1ヶ月経った頃に検査をし」

と書かれています。

この1ヶ月という設定に驚きました。

通常、保健所や市役所の健康担当部署ホームページなどを見ると、

「感染した疑いのある日から3ヶ月経ってから検査を受けて下さい。」

と書かれているのが常です。

一部、東京などでは「2ヶ月設定」の保健所もありますが、私の住んでるような地方都市ではまず「3ヶ月設定」ばかりです。

その中で「1ヶ月」と言うのが目を引きます。

むろん、その後に

「たとえ陰性でも2~3ヶ月跡に再検査をしましょう。」

と言う条件設定が書かれています。これも納得出来るところです。

 

◇一律3ヶ月から、2ヶ月、1ヶ月へ

今から7,8年前、全国どこの保健所でもHIV検査を受ける時期としては、

「感染した疑いのある日から3ヶ月経ってから検査を受けて下さい。」

と案内していました。

その後、第四世代のHIV検査と呼ばれる、抗原抗体検査の普及が進み、従来のHIV抗体だけでなくもっと早期に出現するHIV抗原を検査出来るようになってきました。

その結果、3ヶ月経ってから検査を受けて下さいと言っていたのが2ヶ月でどうぞ、と言う保健所の出現となりました。

更に今回私が見つけたエイズパンフレットのように、1ヶ月でもどうぞ、と言うようにもっと検査時期を早期に設定してお勧めしています。

もっとも、この1ヶ月設定の意味合いは2ヶ月設定とは異なります。

1ヶ月目での検査はあくまでも暫定検査であり、2ヶ月後か3ヶ月後の再検査が大前提となっています。

これは完全にウインドー期を抜けてから信頼性の高い再検査を受けて下さい、と言う意味合いです。

ただ、ここで忘れてならないことは、例え1ヶ月目のHIV検査であっても、陽性判定が出ればそれは信頼できる、と言うことです。

危険行為から1ヶ月目のHIV検査で再検査が必要なのはあくまでも陰性の場合であって、陽性判定であれば検査結果は確定します。

むろん、スクリーニング検査と確認検査の両方で陽性となった場合です。

ここ数年、新規HIV感染者は増加傾向にはないものの、決して減少傾向にもなく横ばい状態です。

だとすれば、可能な限り早期にHIV陽性者を発見し二次感染を防ぐことは意味のあることだと思います。

抗HIV治療の観点から言えば、1ヶ月や2ヶ月早くHIV陽性が見つかることはそれほど決定的な意味はないかも知れません。

そんな感染初期にエイズを発症することはまずあり得ないからです。

しかし、二次感染防止の観点では確実に意味があると思います。

だからこそ、市役所に置いてあったエイズのパンフレットも危険行為から1ヶ月目でのHIV検査を呼びかけているのだと思います。

あなたもHIV感染の心あたり、不安があれば、どうぞ早期のHIV検査を受けて下さい。

ただし、保健所で受けるHIV検査では最低でも1ヶ月経ってから受けて下さい。1週間とか2週間後ではHIVに感染していても陽性判定が出ませんから受ける意味がありません。

関連記事

保健所HIV検査2015年

平成28年エイズ動向速報値 

アイコンボタンHIV検査の先送りは「いきなりエイズ」のリスクが増すだけです。
バナー2

いきなりエイズ発症前にHIV検査
タイプJ ・HIV検査専用です。(男女共通)
・私はたったの10分で終わりました。

¥4,600+消費税
矢印STDチェッカー タイプJ
重複感染は単独よりも危険です!
タイプO ・HIV
・梅毒
・B型肝
(男女共通)

¥7,750+消費税
矢印STDチェッカー タイプO
一番人気の5項目検査キット!
タイプE ・HIV
・梅毒
・B型肝炎
・クラミジア
・淋菌

¥9,200+消費税
矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから