ネット上の相談サイトでは今日もまた、HIV感染不安を持つ人たちが多数の書き込みをしています。

中には医師が質問や相談に回答するサイトもあります。

今回はそんな医師の回答から気が付いたことを記事にしてみたいと思います。

HIV検査を迷っているあなたはどうぞお読み下さい。

【今回のテーマと目次】

●テーマ:感染確率を考えると、HIV検査はどうする?

1.ある医師のアドバイス

2.エイズ動向委員会のデータから

3.まとめ

1.ある医師のアドバイス

ネットの健康相談サイトの中には医師が回答してくれるものがあります。

先日私が見つけたサイトもそんな有料・登録制のサイトでした。

ある30代の男性がこんな相談をしていました。

『先月、数回風俗で遊んでしまいました。コンドームは使いましたが、オーラルセックスも行っています。その後体調が悪くなったのですが、HIVに感染した可能性があるでしょうか?』

こんな相談、質問です。

この手の質問はもう、毎日毎日、それこそ山のようにネットに書き込まれています。

私が見た有料・登録制のサイト以外のYAHOO!やgooなどの相談サイトでも大量に見かけます。

そして、この質問の回答はたった1つしかありません。

「症状からHIV感染は分かりません。不安なら危険行為から3日月経ってHIV検査を受けて下さい。」

これですね。

これ以外の回答はまず見たことがありません。

しかし、回答する医師にも色々な人がいて、先の男性の質問に対してこんな回答をする医師がいました。

『コンドームを付けていたのなら大丈夫でしょう。オーラルセックスでの感染はまずないと思います。』

これは珍しい回答です。

つまり、「オーラルセックスでのHIV感染は、可能性ゼロではないが、極めて確率は小さくまずないと思っていいですよ。」と言ってる訳です。

挿入行為でコンドームを使っているし、オーラルセックスではまず感染しないし、だからあなたはそんなに不安に思わなくても大丈夫と言ってるのです。

医師からこんな回答をされると、いかにネット上とは言え安心しますよね。

この手の相談、質問をネットでする人の多くは、

「感染していません、大丈夫ですよ。」

と言う回答を欲しがって書き込みをするのです。安心したいのです。

かつての私もそうだったからその心境はとてもよく分かります。

でも、あくまでも可能性が小さいから大丈夫だと思います、と言ってるだけで、

「絶対にHIVには感染していません。100%安心して下さい。」

なんて言える訳ないのです。

 

2.エイズ動向委員会のデータから

さて、ここで厚生労働省エイズ動向委員会が発表しているエイズ動向を見てみましょう。

2016年の速報値から、新規HIV感染者の感染ルートは以下のようになっています。

●2016年(平成28)年における新規HIV感染者の感染ルート

感染ルート 件数 比率(%)
異性間性的接触 169 16.8%
同性間性的接触 725 72.3%
静注薬物使用 1 0.1%
母子感染 0 0.0%
その他 21 2.1%
不明 87 8.7%
合計 1,003 100.0%

(表1)新規HIV感染者感染ルート

この表の中で、異性間の性的接触が169件とあります。このうち男性のHIV感染者は137件でした。

これは新規HIV感染者全体の13.7%に当たります。

HIV感染者って、男性が圧倒的に多いのですが異性間の性的接触で感染した人は全体の14%弱なのです。

男性が風俗に遊びに行って、それでHIVに感染するケースは全体から見れば必ずしも多いとは言えないかも知れません。

ましてや、コンドームはちゃんと使って、オーラルセックスはしました、と言うケースでHIVに感染した人はどのくらいいるでしょうか。

先の医師が

「HIV感染はまずないと思います。」

と回答したのも確率から考えると分かる気もします。

むろん、エイズ動向委員会のデータはHIV検査を受けて感染が報告された件数であり、実際にはHIV検査を受けない潜在的感染者がもっといるはずです。

そこまで範囲を広げて考えたときに、必ずしも「まずないと思います」と言えるのかどうか、それは分かりません。

しかし、もう1つデータがあって、厚生労働省の関連サイトでHIVの感染確率を公開しています。

それによると、男性がオーラルセックスでHIVに感染する確率は0.005%となっています。

これは極めて小さい感染確率です。

エイズ動向委員会や関連サイトの情報を見ると、やはり冒頭の男性がHIVに感染している可能性は極めて小さく、医師の回答も納得できるものだと言えるかも知れません。

 

3.まとめ

さて、冒頭のネットで自分のHIV感染不安を相談した男性。

風俗に数回行ったけど、コンドームは使っていました。でも、オーラルセックスもやりました。

この男性は先に挙げたようなデータから考えると、HIVに感染している可能性は限りなく小さいと言えます。

ネットで回答した医師の言う通り、「まずHIVには感染していない」と言えると思います。

では、この男性は次にどうするべきでしょうか。

『HIVに感染している可能性はほとんどないのだから、安心してよい。』

と言えるでしょうか。

それとも、

『HIVに感染している可能性はほとんどないから、安心してHIV検査を受けてみる』

とするべきでしょうか。

私は過去に何回かHIV検査を受けています。保健所でも、病院でも、郵送式の検査キットでも。

いつやってもHIV検査は怖いです。何度受けても怖いです。

「もしかしたら・・・。めったなことでは感染しないけど・・・。」

そう分かっていても、やはり怖いです。

なぜなら、どんなに予防していても、安全だと思っていても100%絶対なんてあり得ないからです。

もしも100%があるとしたら、間違いなくHIVには感染していないと保証出来る人とだけ性的接触を持つ場合です。

どんなに医師が「HIV感染はないでしょう」と言ってくれても、「100%安心です」とは言ってくれません。

医師の立場で言えるはずがないのです。

あなたが心から安心したい、HIV感染疑惑から100%解放されたいと願うなら、やはり最後はHIV検査を受けるしか方法はありません。

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