このページでは、HIV感染のスクリーニング検査における「偽陽性」と「偽陰性」について説明します。

あなたもご存知のように、保健所では無料・匿名でHIV検査をしてくれます。あの検査の精度はどのくらいなのでしょうか。

つまり、本当はHIVに感染していないのに陽性と出る、「偽陽性」。それとは逆に、本当はHIVに感染しているのに陰性と出る、「偽陰性」。

ここでは、それぞれが発生する確率について、私が信頼出来る情報源から仕入れた情報をあなたにお伝えしたいと思います。あなたが保健所でHIV検査を受けるときの参考にして下さい。

1.偽陽性について

HIV感染のスクリーニング検査を保健所で受けると、100人に1人の割合で「偽陽性」が出ます。これは、私が保健所でHIV検査を受けたときにもらった小冊子に書いてありました。この割合は即日検査の場合で、通常検査だともっと精度は上がって1000人に3人の割合だそうです。

「偽陽性」と言うのは、本当は「陰性」なのに、検査結果が「陽性」と出ることを言います。どうして、こんなことが起きるかと言うと、スクリーニング検査と言うのは、非常に検査感度を高くした検査で、怪しい検体(血液)を絶対に見逃さないようにした検査なのです。確実にHIV感染を見つけることを優先させているために、先ほどの確率で「偽陽性」が出ることを止む無しとしています。

従って、ウインドーピリオドを過ぎて、HIV検査を受けて「陰性」判定がでれば確実に「陰性」と言えます。しかし、スクリーニング検査で「陽性」の検査結果が出たときは、本当の「陽性」なのか、「偽陽性」なのか分かりません。

それを判定するために確認検査を行います。この確認検査では「偽陽性」は出ませんから、ここで再度「陽性」判定が出ればHIV感染が確定します。

では、スクリーニング検査で「陽性」判定を受けた人で、「偽陽性」の確率はどの程度なのでしょうか。

それを計算するための、もうひとつのデータがあります。実際に保健所でHIV検査を受けた人で、HIVに感染していた人の割合が分かっています。およそ、1000人に3人の割合で「陽性」、つまりHIV感染者が見つかるそうです。(偽陽性ではない本当の陽性者です。)

データはこちら⇒「HIV検査相談マップ」

この「HIV検査・相談マップ」は厚生労働省エイズ対策事業の一環として開設、運営されているサイトなので、データは十分信用出来ます。

さて、ここまでに分かったデータを並べてみます。

●保健所でスクリーニング検査を受けて、「偽陽性」が出る確率

即日検査の場合・・・100人に1人

通常検査の場合・・・1000人に3人


●保健所でHIV感染者(検査結果が陽性の人)が見つかる確率

1000人に3人

では、これらのデータから、スクリーニング検査で「陽性」が出た場合に、「偽陽性」となる確率を計算してみましょう。

まずは、現在多く利用されている即日検査の場合の確率です。この検査の場合、「偽陽性」が出る確率は100人に1人です。すると、1000人なら10人になります。

そして、保健所で検査を受けた1000人から3人の割合で「陽性」者が見つかっています。すると、スクリーニング検査を受けた1000人に対して、「陽性」の検査結果が出る人は、10人たす3人で、合計13人と言うことになります。

すると、「偽陽性」の確率=10人/13人=77%となります。

分かり易く言えば、保健所に行って、即日検査のスクリーニング検査を受けて「陽性」となった場合、4人に3人は「偽陽性」で本当は感染していません。残り1人がHIVに感染していることになります。

通常検査のスクリーニング検査では、同じように計算すると、

「偽陽性」の確率=3人/(3人+3人)=50%となります。

つまり、確率は半々です。

以上の数値は絶対に知っておくべきデータです。スクリーニング検査で「陽性」となっても、すぐに絶望したり、自暴自棄になることはありません。確認検査を受けてみないと分からないし、即日検査であれば「偽陽性」の可能性の方がずっと高いのです。

2.偽陰性について

「偽陽性」があるなら、「偽陰性」はないのでしょうか。先ほども説明したように、スクリーニング検査では「偽陰性」が出ないように非常に高い感度で検査を行っています。

今まで随分と専門書を読んだり、公的機関のサイトや医療サイトを見ましたが、「偽陰性」についての記事は見かけませんでした。私の理解としては、「偽陰性」は起こり得ないと言う理解でした。

ところが、最近になって、「偽陰性」について書かれた記事を公的機関のサイトで見つけました。

ズバリ、「偽陰性」の起きる確率=0.000004%(250万分の1)

だそうです。データはこちら⇒「HIV検査について」(中四国エイズセンター)

「偽陰性」の確率の根拠となるデータは見つからず、結果だけが0.000004%と記されていました。この確率であれば、事実上ゼロと考えてもよいのではないでしょうか。

「偽陰性」は、本来HIVに感染している人が「陰性」と判定されることですから、非常に危険です。治療も受けずに放置される訳で、潜伏期間を過ぎて「いきなりエイズ」となる可能性大です。本人はむろん、他の人にもHIVを感染させてしまうかも知れません。だから絶対にあってはならないのです。

以上、保健所でのスクリーニング検査における「偽陽性」と「偽陰性」について説明しました。

最後に結論をまとめると、あなたがHIV検査で「陰性」と判定されたらもう安心です。「陽性」と判定されたら、77%の確率で偽陽性です。再度、確認検査を受ける必要があります。

 

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