いきなりエイズ
ここでは「いきなりエイズ」と呼ばれるエイズ発症についてお話します。
現在、多少なりともHIV感染の不安を持っているあなたや、HIV検査を受けようか、どうしようかと迷っているあなたにはぜひとも読んで頂きたい記事です。
厚生労働省の発表によれば、2011年の第2四半期(4月~6月)のいきなりエイズ発症率は38.5%に達し、136人のいきなりエイズ患者は四半期ベースでは過去最多となっています。
抗HIV治療が進み、エイズが致死的疾患でなくなった今、エイズに対する関心は低くなる一方で、HIV検査を受ける人は減り、その分いきなりエイズは増加の一途をたどっています。
しかし、依然としてHIV感染症、エイズは生命にかかわる重篤な感染症であることに変わりはありません。どうぞあなたはいきなりエイズを発症しないよう、ご用心下さい。
この記事で、私があなたにお伝えしたいことは次の3つです。
1.いきなりエイズは治療が困難
2.いきなりエイズはこんなに多い
3.いきなりエイズは防げます
では以下本文にて。
・・1.いきなりエイズは治療が困難
HIVに感染した人が自分の感染に気が付かず、何も治療を受けないままエイズを発症し、その時点で初めてHIVに感染していたことを知る状態を、「いきなりエイズ」と呼びます。文字通りの意味なのですが、あなたはどうか「いきなりエイズ」にならないよう、ご注意ください。
何故なら、今の抗HIV医療ではHIVに感染しても「いきなりエイズ」発症前に治療を開始すれば、エイズの発症を抑えることができるからです。あなたの命を救う可能性が断然高くなるからです。逆に「いきなりエイズ」を発症してからの治療は困難な場合があります。
「いきなりエイズ」の問題点について、具体的なデータがあります。「HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント」(医薬ジャーナル社)という本の 中に、国立国際医療センター エイズ治療・研究開発センターの 2007年のデータが紹介されています。
それによれば、HIVに感染してもエイズ発症前に治療を開始した人は120週(2.3年)後の生存確率が99%なのに対して、エイ ズを発症してから治療に入った人は120週後の生存確率が80%まで下がるそうです。(生存確率はエイズ関連以外も含む全死亡による)
このように、「いきなりエイズ」を発症する前に抗HIV治療を開始した方が助かる確率が断然高いのです。HIV感染前と同じように学校に通ったり、仕事を続けることも可能です。だからもしもあなたにHIV感染の不安があれば、1日でも早くHIV検査を受けて欲しいと思います。
・・2.いきなりエイズはこんなに多い
では、「いきなりエイズ」の発生率を2010年の実績で見てみましょう。昨年1年間で新しく見つかったHIV感染者は1,050人であり、エイズ患者は453人です。
エイズ患者は当然HIVに感染していますから、HIV感染者の合計は1,503人です。このうち、453人が「いきなりエイズ」と言うことになります。割合で言えば、30.1%です。ちなみに、2009年は29.4%でした。
ここで言う新規HIV感染者と新規エイズ患者は統計上重複しないようにカウントされます。例えば、2008年に新規HIV感染者として報告された人が2009年にエイズを発症しても、新規エイズ患者としては報告されません。その場合は新規HIV感染者の病変報告となります。
すなわち、動向調査上の新規エイズ患者と言うのは、HIV感染に気付かないままエイズを発症した場合であり、「いきなりエイズ」を指します。この「いきなりエイズ」の割合は、2000年がもっとも多く、実に41.6%にも達していました。
下のグラフを見て下さい。平成12年(2000年)から平成22年(2010年)までの11年間に、その年に新規に報告されたエイズ患者の件数と、「いきなりエイズ」の発生率の推移です。(データはエイズ動向委員会発表による)
ここでは、「いきなりエイズ」の発生率を ⇒(エイズ患者)/(HIV感染者+エイズ患者) としています。いきなりエイズの発生率は平成12年(2000年)の41.6%をピークに、ゆるやかに右下がりとなっていましたが、2009年、2010年とまた上昇傾向にあります。そして、「いきなりエイズ」の報告件数そのものはほぼ一貫して右肩上がりで増え続けています。
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このグラフのように、HIVに感染した人の約30%は自分がHIVに感染していることに気がつかず、「いきなりエイズ」を発症していいます。これが今の日本の「いきなりエイズ」の実情です。
・・3.いきなりエイズは防げます
あなたが「いきなりエイズ」を防ぐにはHIV検査を受けることしかありません。HIV感染の自覚症状はほとんどないのですから、自分では分からないのです。
また、最近の研究では、エイズの潜伏期間が短くなっていると言う報告もあります。これは、エイズ自身が変異を起こして人間の免疫攻撃から逃げるようになったため、今までよりも体内での増殖スピードが速くなったことが原因とされています。これによって、「いきなりエイズ」の危険性が更に大きくなっています。⇒「エイズの潜伏期間が短くなる?」
繰り返しになりますが、もしもあなたがHIVに感染しているのではないかと、不安に思うなら「いきなりエイズ」にならないよう、ぜひとも早期にHIV検査を受けて下さい。あるいは自覚症状がなくても、感染の可能性に思い当たる過去があれば、やはりHIV検査をお勧めします。
仮にあなたがHIVに感染していたとしても、早期にHIV検査を受けて感染が分かれば抗HIV治療によって、エイズ発症を抑えることが可能です。今まで通りに学校に通ったり、仕事を続けることが出来ます。いきなりエイズを発症してから治療に入るよりもずっと治療効果が期待出来ます。
でも、こんなことを書いている私自身、HIV検査を受けるまでに3ヶ月かかりました。検査結果が怖くて、どうしてもHIV検査を受ける勇気が出なかったのです。
でも、HIV感染の疑いのある私にとって、最悪の結果はHIV検査で陽性と出ることではありません。HIV検査を受けずにいきなりエイズを発症することです。それは私の命に直接かかわる選択問題でした。何としても助かりたい、死にたくないと思った私は勇気を振り絞ってHIV検査を受けたのです。
かつてHIV感染は致死的疾患でした。一度感染すれば不治の病であり、感染後の平均余命はわずかに7年でした。しかし、現在の抗HIV医療では平均余命は40年と言われています。(25歳感染の場合)
従って、HIV検査はまさに救命的検査と言えます。あなたがHIVに感染していた場合には、あなたの命を救う検査となります。
どうかあなたも「いきなりエイズ」を発症することのないよう、HIV検査を受けてください。
また、あなたがどうしても保健所に行く都合がつかなかったり、保健所のスタッフと顔を合わせるのが嫌な場合には、検査キットを使うことも出来ます。私も検査キットを使いました。自宅で誰にも知られることなく、自分だけの秘密でHIV検査が可能です。
あなたにとって一番大事なことは、不安があれば早期に検査を受けることであり、検査キットでも保健所と同じような信頼性があります。検査キットを利用する人は年々増えており、2008年には4万5000人が利用しています。
ご参考までに私が使ったHIV検査キットをご紹介しておきます。今から検査を受けてみようと思う人はぜひ一度のぞいて見て下さい。自宅でたったの10分あれば使うことが出来ます。(開梱・梱包時間は別途)
*私が「いきなりエイズ」を避けるために使ったHIV検査キットです。
・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)
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■この検査キットの信頼性についてはこちら⇒検査の信頼性![]()
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「まさか私が・・・」専門家によれば、いきなりエイズの患者は例外なくそう絶句するそうです。
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