「献血と感染症」を読んで

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感染症コンサルタント青木眞のブログを読みました。「感染症診療の原則」と言うブログなのですが、その3月17日付けの記事に、「献血と感染症」と言うタイトルがありました。この中で青木氏は、献血とHIV検査について触れています。

『日赤はエイズ検査目的の献血をなくすため、「結果は伝えない」というスタンスを表向きとっていますが、実際には伝えています(統一されたものではなく、血液センターごとの判断だときいています)。』(青木氏 献血と「感染症」から引用)

私は、青木氏の言う「実際には伝えています」と言う部分が真実なのかどうか、分かりません。確かにネット上では献血したらHIVに感染しているかどうかを教えてくれると書かれた書き込みを目にすることはあります。しかし、その信憑性についてはまったく定かではありません。「現に私は献血して、HIVに感染していると言われた。」と言う人にまだ会ったことがないのです。

仮に、青木氏の指摘どおりだとすると、献血の現場判断で献血者に対してHIV感染を教えたり、教えなかったり、と言うことになります。公には、日赤は「教えません」と言う統一見解を取っているわけで、改まって質問すれば「教えません」と回答するのでしょう。いや、それも実際には質問したことがないので分かりませんが。

もしかしたら、青木氏のブログを読んだ人の何人かは、「献血でHIV感染は分かるんだ。自分は安心だ。」などと思うかも知れません。でも、仮に青木氏の指摘が正しかったとしても、やはり「HIV感染を教えない現場もある」と言うことであり、決して献血で何も言われなかったからHIVには感染していないと保障されるものではありません。

このサイト「献血でHIV感染が分かる?」のページでも書きましたが、いかなる理由を振り回しても結局、確実にHIV感染の有無を確認したければHIV(エイズ)検査を受ける以外に方法はありません。このHIV(エイズ)検査結果以外の何かを根拠にして、安心したり、不安がっても、それはあまり意味のないことです。

どうか、HIV感染が不安な人は、献血などを考えず、HIV(エイズ)検査を受けて下さい。このサイトでも、「保健所でHIV検査を受けました」、「HIV検査キットを使ってみました」などのページでHIV(エイズ)検査の受け方をご紹介しています。どうぞご参考にして下さい。

「いきなりエイズ」を防ぐには、早くHIV検査を受ける以外に方法はありません。⇒ 「HIV検査があなたの命を救います」

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