HIV(エイズ)とその他の性感染症
今回はHIV(エイズ)とその他の性感染症についてお話します。「性感染症ってナニ?」のページにも詳しく記事にしてありますが、色んな性感染症があって、HIVの感染とは大きな関連があります。つまり、HIV以外の性感染症に感染している人は、健康な人に比べてHIVに感染する可能性が高くなるのです。
それは次の2つの理由からです。
1.感染したことによる炎症で、HIVなどのウイルス侵入を食い止める皮膚や粘膜などのバリアが破壊されてしまう。
2.炎症した場所にはHIVが感染するリンパ球が集まっている。
この2つの理由からです。(「大切な人に伝えて下さい エイズ/HIV」保健所配布資料から)
つまり、性感染症にかかっていると、HIVに感染しやすく、同時に他の人に移しやすいとも言えるわけです。ですから、保健所でHIV(エイズ)検査を受けると、その他の性感染症も無料・匿名で検査を受けることができます。(希望者のみ)
ちなみに、今日本で一番感染者数の多い性感染症は何だかご存知ですか?あまり情報を目にする機会がないので知ってる人は少ないかも知れませんね。一番感染者が多いのは性器クラミジア感染症です。10代後半から20代を中心に、100万人以上の感染者がいると言われています。詳しくはこちらです。⇒性器クラミジア感染症
保健所が配布している「HIV エイズの基礎知識」と言う冊子によれば、HIVと重複している性感染症で多いのは梅毒とB型肝炎だそうです。特に梅毒は重複が一番多いそうです。そして、「性感染症」利部輝雄著(悠飛社)によれば、HIV感染者が梅毒にかかると、通常は3年くらいかかる感染第3期までが、わずか数カ月で進行してしまうこともあるそうです。また進行が速いだけでなく、症状も重傷となり神経梅毒になるそうです。
こういったことを考慮すると、保健所でHIV(エイズ)検査を受けるときは、ぜひその他の性感染症も検査しておくべきですね。そう言う私はHIV(エイズ)検査しか受けなかったのですが、今にして思えば失敗でした。これから検査を受ける方は、ぜひ同時に検査されることをお勧めします。
| 「いきなりエイズ」を防ぐには、早くHIV検査を受ける以外に方法はありません。⇒ 「HIV検査があなたの命を救います」 |
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