このページでは、性感染症全般について説明します。性感染症とは、性行為によって感染する病気の総称を言います。むろん、HIV感染もその1つです。主な病気だけでも10種類以上あります。一昔前に、「性病」と呼ばれていた病気の概念よりも、その範囲が広く定義されています。

色々と資料を調べると、B型肝炎なども、性行為で感染の可能性があるとして性感染症の中に入っています。昔の性病とはイメージ、違いますよね。子宮頸がんも感染ルートで言えば性行為感染です。

性感染症は英語の頭文字をとって、STD(Sexually Transmitted Disease)とか、STI(Sexually Transmitted Infection)と呼ばれることもあります。

性感染症は、「性行為」によって感染すると書きましたが、「性行為」とは何か、定義する必要があります。

普通に私たちがイメージするセックスのほかに、次のような行為も「性行為」として、感染の原因となる可能性があります。

◆ディープキス ◆ペッティング  ◆フェラチオ ◆クンニリングス

◆アナルセックス ◆道具を使った行為等

(全ての性感染症が上記行為で感染する訳ではありません。)

性行為の相手が異性であるか同性であるかは問いません。こういった行為から、病気の原因となる病原体が感染していくのです。

病原体は、精液、膣液、血液、母乳などの体液中に含まれています。これらの体液が性行為によって、相手の粘膜を通過して感染していきます。

粘膜の場所としては、陰茎、膣、肛門、尿路などがあります。また、口腔(こうくう)、のど、気道、眼などからも感染することもあります。

ただ、普通の皮膚を通して感染することはありません。握手したり、単に抱き合うだけでは感染の可能性はありません。

しかし、皮膚の一部が傷ついていたり、何かの病気にかかっていたりすると、病原体がそこから体内に入る可能性はあります。以上が性感染症の名前の由来でもある、性行為感染のルートです。

次に、性感染症の病原体ですが、次の4種類があります。

◆ウイルス ◆細菌 ◆真菌 ◆寄生虫/原虫

なにやらおぞましい名前ばかりですが、何がどう違うのか、「感染症の病原体」のページで説明してありますから、参考にしてください。例えば、ウイルスと細菌の違いって、あなたは知っていますか?何となくは知っていても正確には説明出来なかったりしませんか?

HIV以外の性感染症も、中には自分が感染していることに気付かず、症状がひどくなってから病院に行くケースもあります。すでに重症化していて、治療がやっかいな場合もあります。またその間に、性行為のパートナーに感染させている可能性もあります。

そんな、あなた自身の重症化を回避し、かつ大事な人へ病気をうつさないためにも、「性感染症」のメニューで取り上げた性感染症ひとつひとつに目を通してみてください。全部で15種類解説しています。何しろ感染ルートが同じ性行為感染なので、どれか1つでも気になる病気があれば、その他の病気も危ないです。

それぞれの病気の原因、感染ルート、予防方法なども説明してありますので、ちょっと気になる症状が・・・とあなたが思うなら、、ぜひ参考にして下さい。

また、これらの性感染症と、HIVとの関連についても情報があります。それは、性感染症にかかっていると、HIVにも感染しやすいと言う事実です。

「ストップHIV/AIDS」(岡 慎一 少年写真新聞社)によれば、次のように書かれています。

『性感染症があると、粘膜局部に炎症が起きる。この炎症がある場合には、正常な場合と比べて2倍から5倍、感染しやすくなる。

更に、炎症だけでなく潰瘍があると感染の確率は更に高くなる。例えば、女性でヘルペスによって陰部潰瘍があると、正常な人に比べて50倍から300倍も確率が高くなる。』

しかも、HIVと他の性感染症を同時に感染すると、お互いの病状の進行を早め合う作用があると、説明されています。

それで思い当たるのが、保健所での血液検査です。HIV検査を受けに行くと必ず、他の性感染症も検査を受けますか?と聞かれます。これは、先ほどから説明してきたような事実があるからなのですね。

ちなみに、HIV感染と一番重複感染が多いのは梅毒だそうです。この、HIVと梅毒の重複感染の場合、梅毒の進行が速くなったり、より重症化したりすることがあるそうです。

あなたはあまり性感染症について関心がないかも知れません。正直、私だって自分がHIVに感染しているのではないかと悩むまでは、まるで他人事でした。しかし、性感染症はあなたの日常生活の中に潜在しています。あなた自身が、いつどの性感染症に感染しても不思議ではありません。

あなたが、

「HIV?自分に限っては大丈夫・・」

なんて根拠のない気休めや自信に頼っていると、いきなりエイズを発症してから

「まさか自分が感染するなんて・・」

と後悔する危険性もあります。

2010年の調査結果では、HIV感染者の30.1%は自分がHIVに感染したことに気がつかず、「いきなりエイズ」を発症しているのです。

「いきなりエイズ」発症前にHIV感染が見つかればエイズ発症を防ぐことも出来ます。

近年エイズ発症までの潜伏期間が短くなっており、より早期のHIV検査が重要になっています。HIV検査はあなたにとって救命的検査になるかも知れません。

一番気になるHIVを始め、梅毒、クラミジア、淋菌などの性感染症を自宅で簡単に検査することが出来ます。私もいくつか使ってみました。

*24種類の検査キットから、あなたが必要とする検査キットが見つかります。

・HIV、梅毒、クラミジア、淋菌など、まとめて検査も可能です

■この検査キットを使用した人のクチコミ情報はこちら⇒利用者のクチコミ情報


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