2016年12月3日、日テレ系「ウェークアップ! ぷらす」でエイズの話題が取り上げられました。

12月1日が世界エイズデーということもあるのでしょうか。

 

◇「ウェークアップ! ぷらす」でエイズが!

「ウェークアップ! ぷらす」は毎週土曜日の朝、8時~9時25分の時間帯で放送されている報道番組です。

司会は辛坊治郎さんで毎回各方面からゲストが出演します。

この番組の中でエイズが取り上げられました。12月1日が世界エイズデーだったことも関係あるかも知れません。

今やめったにテレビで登場することのないエイズ、思わず身を乗り出して見ました。

この番組の中で伝えようとした主な情報は次の2点です。

1.世界の先進国の中で、日本だけがHIV感染者が増え続けている。

2.40歳以上のHIV感染者に「いきなりエイズ」が多い。

では、この2つを具体的に見ていきましょう。

 

◇先進国では日本だけが増え続けている

当サイトでは、日本以外の国々のエイズ情報も発信しています。

『エイズ海外編』

また、世界の主要先進国における、HIV感染者、エイズ患者の動向が見えるサイトもあります。

『AIDSデータベース』(図8・図9)

この図8、図9をご覧頂くと分かりますが、主要先進国ではHIV感染者の増加ピークはとっくに終わり、どんどん感染者が減少傾向に入っています。

それに比べて日本ではまだ減少傾向にはなく、やっとここ数年は横ばい状態、それより以前はずっと増加傾向にありました。

それゆえ、

「世界の先進国の中で、日本だけがHIV感染者が増え続けている。」

というフレーズが何度となくメディアに出てくる訳です。

ただし、HIV感染者の動向としては増加、横ばいであっても絶対数で他国と比較してそれほど多い訳ではありません。人口比を考慮すればむしろ少ない方です。

少しデータが古いのですが、先の「図8、図9でご確認下さい。

なお、日本におけるHIV感染者、エイズ患者の動向については下記の記事を参照ください。

『平成27年(2015年)エイズ動向』

わざわざ別ページに飛ぶのは面倒だというあなたのためにグラフだけ貼り付けておきます。詳細はリンク先でご覧下さい。

HIV・エイズ概要
(図1)新規HIV感染者・エイズ患者の推移

 

◇40歳以上でいきなりエイズが多い!

これはもう、当サイトでも何度となく取り上げてきました。

過去にはこんな記事を書いています。

■年代別いきなりエイズ発症率

■高齢者のHIV感染者が増えているってホント? 

番組の中では再三、40歳以上で「いきなりエイズ」が多いと繰り返していました。

ここで、平成27年(2015年)のデータをみて見ましょう。

●平成27年のいきなりエイズの年代別割合

年代 HIV感染者
(件数)
エイズ患者
(件数)
いきなり
エイズ
全体 1006 428 29.8%
10代 7 1 12.5%
20代 320 50 13.5%
30代 325 105 24.4%
40代 242 158 39.5%
50代 71 73 50.7%
60代 31 30 49.2%
70代以上 9 11 55.0%

(表1)いきなりエイズ(年代別)

表を見やすくグラフ化してみました。図2をご覧ください。

年代別いきなりエイズ
(図2)年代別いきなりエイズの割合

図2をご覧頂けばひと目でお分かり頂けると思います。

40代以上は全体平均の29.8%を大きく上回る割合で「いきなりエイズ」を発症しています。

50代以上では、HIV感染が分かった時2人に1人はすでにエイズを発症しています。

番組の中でもこの理由を、

「高齢者ほどHIV検査を受けない。他人事だと思っている。」

と説明していました。

抗HIV医療が進んだ現在でも、エイズ発症後の治療では生存率が下がり、また後遺症が残ることもあります。

早期のHIV検査は救命的検査となります。

専門の解説者として、国立病院機構大阪医療センター HIV/AIDS先端医療快活センター センター長の白坂琢磨氏が出演されていました。

白坂氏はメディアへの登場も多いし、HIVやエイズの著書も多数あります。私も何冊か購入しています。

 

◇テレビ放送の直後はアクセスアップ!

「ウェークアップ! ぷらす」でエイズが放送されると、その直後から当サイトへのアクセスがいつもの3倍くらいに急増しました。

たぶん、テレビを見てもっと詳しく知りたい人がパソコンやスマホから検索したものと思われます。

でも、放送から1時間後には、いつもと同じアクセス数に戻っていました。わずか1時間のアクセス増でした。

しかし、わずか1時間とはいえ、いつもは全く関心を持っていなかった人がエイズに関心を持ってくれたのはとてもいいことだと思います。

こうしたメディアの取り上げは効果絶大です。きっと番組を見てHIV検査を受けようと思った人もいたはずです。

特に、番組で危ないと指摘された40歳以上の人にHIV検査を促す効果があったのではないでしょうか。

当サイトも微力ながらHIV検査を受ける人が1人でも多くなるよう、お役に立てればと思います。

アイコンボタンHIV検査の先送りは「いきなりエイズ」のリスクが増すだけです。
バナー2

いきなりエイズ発症前にHIV検査
タイプJ ・HIV検査専用です。(男女共通)
・私はたったの10分で終わりました。

¥4,600+消費税
矢印STDチェッカー タイプJ
重複感染は単独よりも危険です!
タイプO ・HIV
・梅毒
・B型肝
(男女共通)

¥7,750+消費税
矢印STDチェッカー タイプO
一番人気の5項目検査キット!
タイプE ・HIV
・梅毒
・B型肝炎
・クラミジア
・淋菌

¥9,200+消費税
矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから