HIVを始めとする性感染症の予防においてはコンドームがまず基本中の基本です。でも、実際にコンドームの使用率はどの程度なのでしょうか?

あなたご自身はいかがですか?いつもコンドームを使っていますか?相手も自分も絶対に大丈夫だから、コンドームは使わない、と言う人もいるでしょう。もしかしたら危険かも知れないけど、何となく使いずらい雰囲気でいつもそのまま・・・なんて人もいるかも知れません。

少しデータが古いのですが、実際にコンドームがどの程度使われているのか興味深いデータを見つけたのでご紹介します。

『平成9-11年度「HIV感染症の疫学研究」総括研究報告』の中に、コンドームを毎回使う人の割合を調べたデータが報告されています。調査の対象となる人は2つのグループに分けられています。1つは一般集団で、もう1つは何かの性感染症に感染した人達の集団です。

この2つの集団に対して、性行為の相手が「決まった相手」の場合、「不定期の相手」の場合、そして「風俗相手」の場合でそれぞれ毎回コンドームを使う割合を調査しています。

その調査結果が下の表です。

いかがでしょうか。正直、私にはちょっと驚きでした。何かの性感染症に感染している集団の人は、相手が風俗でも毎回コンドームを使うと答えた人はわずかに24.3%、4人に1人です。だから感染したとも言えるのでしょうか。

オーラルセックスに至っては、コンドームを毎回使う人はほとんどゼロに近く、一般集団においても極めて少なくなっています。クラミジア感染症や淋菌感染症がオーラルセックスを感染源として広まっていると言う指摘がよく分かります。

「性感染症STD」(南山堂)によれば、風俗で働く女性のうち、性器に淋菌が見つかった人は、3人に1人の割合で喉にも淋菌が見つかったそうです。この事実を知って、あなたはそれでもコンドームを使いませんか?

たぶん、コンドームを使っていない人たちも、性感染症の予防にコンドームが有効だと言うことは知っていると思います。すると実際に使わないのは、自分だけは大丈夫だと自信があるからなのでしょうか。

私が自分自身の過去を振り返るとき、やはり自分は大丈夫だ、感染なんてするはずがない、そう信じていました。でも、何も根拠はなく単に感染リスクを知らないだけでした。ですから、いったん感染リスクに気付くと今度は不安でたまらなくなるのです。

最後になりますが、どこかのえらい病院の先生が、若い人たちにもっとコンドームを普及させるには、使うことが楽しくなるようなコンドームをメーカーが開発して欲しい、と言うようなことを何かに書かれていました。なるほど、その通りだと思いました。

「使わなくてはいけない」、「使うべきだ」、と言う感覚では若い人に受け入れられにくいのですね。「使いたくなる」コンドームが必要と言う訳です。

では、例えばこんなコンドームはいかがでしょうか。⇒、「キャラクター・コンドーム」「女性に人気のコンドーム」「(あっと驚く)面白コンドーム」

どうかあなたは性感染症に感染しないよう、HIVに感染しないよう、気をつけてください。コンドームの使用をお勧め致します。________________________________________________

あなたが、

「HIV?自分に限っては大丈夫・・」

なんて根拠のない気休めや自信に頼っていると、いきなりエイズを発症して

「まさか自分が感染するなんて・・」となる危険性もあります。

2010年の厚生労働省の調査結果では、HIV感染者の30.1%は自分がHIVに感染したことに気がつかず、「いきなりエイズ」を発症しているのです。

「いきなりエイズ」発症前にHIV感染が見つかればエイズ発症を防ぐことも出来ます。近年エイズ発症までの潜伏期間が短くなっており、より早期のHIV検査が重要になっています。HIV検査はあなたにとって救命的検査になるかも知れません。

私が自分のHIV感染を疑ったときに使用した検査キットをご紹介します。あなたが保健所に行く時間がなかったり、誰にも知られたくない、誰にも会わずにHIV検査を受けたいと思うならこれがお勧めです。

*私がHIV感染の不安に悩んだとき使った検査キットです。10分で終わりました。

STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)