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このページでは、オーラルセックスとHIV感染の関連についてお伝えしたいと思います。

いきなりですが、あなたにオーラルセックスに関する質問です。次の5つの性感染症のうち、オーラルセックスだけで感染の可能性があるものはどれでしょうか。

1.性器ヘルペス  2.クラミジア感染症  3.梅毒  4.HIV  5.淋菌感染症

いかがです? どの性感染症がオーラルセックスで感染するか、お分かりになりますか?

正解を書く前に、現在のオーラルセックス事情をお話したいと思います。ここにオーラルセックスに関する1つのデータがあります。2004年に岐阜大学の三鴨廣繁助教授らがオーラルセックスについて行った調査で、風俗とは無関係の一般女性122人にオーラルセックスの実態調査を行ったものです。(「性感染症 常識のウソ」・林 義人・生活人新書より)

その結果、セックスのとき必ずオーラルセックスをすると答えた女性は38.5%で、50%以上の割合でオーラルセックスをすると答えた女性が76.2%いました。つまり、風俗とは無関係の一般女性でもひんぱんにオーラルセックスを行う人は4人に3人もいるのです。若い女性が中心ですが、確実にオーラルセックスは高年齢層にも広がっています。

オーラルセックスに関するこの調査が2004年ですから、現在ではもっと多くの一般女性がオーラルセックスを行っているのは間違いありません。むろん、男性は言うに及ばずオーラルセックスをしています。

今のは風俗と関係ない一般女性のオーラルセックスに関するデータでしたが、性風俗ではオーラルセックスは当たり前です。ファッションヘルスやファッションマッサージと呼ばれる風俗店ではオーラルセックスを専門にサービスしていますし、これらに限らずあらゆる性風俗においてオーラルセックスは珍しくありません。

そして、そこではオーラルセックスのときに必ずしもコンドームを使用している訳ではありません。いえ、オーラルセックスにはコンドームは使わないサー ビスの方が圧倒的に多いでしょう。一般の場合でもオーラルセックスは避妊の必要がないため、コンドームを使わないことが多いのでは ないでしょうか。あなたのオーラルセックス体験からはいかがですか?正直、私は自分がHIV感染で悩むまではオーラルセックスには全く気を使っていませんでした。

では、オーラルセックスは避妊の必要がないからと、コンドームなしで何も危険性はないのでしょうか。そこで最初の質問に戻ります。次の5つの性感染 症のうち、オーラルセックスで感染する可能性があるのはどれでしょう?

1.性器ヘルペス  2.クラミジア感染症  3.梅毒  4.HIV  5.淋菌感染症

正解は、5つとも全部オーラルセックスで感染の可能性アリです。

クラミジア感染症、淋菌感染症に至っては性風俗のオーラルセックスが一大感染ルートになっています。そして、感染確率は低いもののHIVもまたオーラルセックスによって感染する可能性があります。

HIVに限りませんが性行為感染の基本は精液膣液粘膜部分と直接接触することです。まさにオーラルセックスにおいては喉の粘膜から感染します。

HIV感染の質問で、ネット上でよく見かけるのは「献血でHIV感染が分かるか?」、これと、「オーラルセックスだけでHIVに感染するか?」、この2つです。やはりオーラルセックスによる感染を気にしている人が多いのだと思います。そしてオーラルセックスを繰り返しているけど感染リスクに全く気付いていない人もまた多いと思います。

あなたも試しに有名な公的医療機関のホームページからオーラルセックスによる感染を調べてみてください。100%例外なく「オーラルセックスでもHIVは感染する」と書かれてあります。私が保健所にHIV検査に行ったときにもらった予防マニュアルにもオーラルセックスで感染すると書かれています。

更に、ある現役の性感染症医師のブログでは、実際にオーラルセックスでHIVに感染した患者の事例が紹介されています。オーラルセックスではHIVの感染確率が低いことは事実ですが、それはあなたがオーラルセックスをしても安全だと保証してくれることとは違います。

感染確率は低くても、オーラルセックスによる感染の可能性があることは間違いなく、あなたが感染してしまえばどんな行為で感染したかは問題ではありません。やはりHIV感染予防の観点からオーラルセックスにも気をつけた方がいいと思います。

ご参考までですが、性風俗で働く女性で性器から淋菌が見つかったケースでは、その30%に喉からも淋菌が見つかった、というデータがあるそうです。(「性感染症STD(南山堂)」)

クラミジアも淋菌も性器に感染した場合よりも、喉に感染した場合の方がより自覚症状がなくて、本人は感染に気が付かないそうです。でも、自然治癒することはないので本人はずっと感染したままですし、二次感染も広まります。

しかも、クラミジアや淋菌に感染していると、健康な人に比べて2倍から5倍もHIVの感染リスクが高くなります。潰瘍(かいよう)が出 来ると更に感染リスクは大きくなり、何十倍にもなります。炎症部や潰瘍からHIVが侵入しやすくなるためです。

こういった事実を知ってもなお、あなたはコンドームなしのオーラルセックスが出来ますか?私自身はHIV感染で悩んで検査を受けた後は、オーラルセックスにはすごく気を使うようになりました。HIVの感染だけは避けたいとの思いが強いからです。

すでに何度もコンドームなしのオーラルセックスを繰り返してきたあなたは、今後の予防と同時に、すでにHIVやクラミジア、淋菌に感染していないかどうか、一度検査を受けられることをお勧め致します。

ご参考までに、私が利用した検査キットをご紹介しておきます。自宅で誰にも知られずに、わずか10分ほどで使うことが出来ました。思ったより簡単でしかも安全でした。

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