スマートフォンで簡単にHIV検査が可能になったというニュースです。あなたはもうご存知でしたか?

ここ2週間ほど、ネットではかなりの露出度でこのニュースが流れています。すでにあなたもこのニュースをご存じかも知れませんね。でも、まだ知らないというあなた、ぜひこの記事を読んで下さい。

◇スマホでHIV検査

今回のニュースは、スマホのアプリを使って簡単にHIV検査が出来るというものです。そんな素晴らしい検査システムを開発したのはアメリカのコロンビア大学を中心とした研究グループです。サイエンス・トランスレーショナル・メディシン誌の2015年2月4日号で報告されています。

もっとも、日本国内でのニュースでは詳細は分かりません。私が記事を読んで理解した範囲であなたに分かりやすくお伝えします。

まず、検査方式そのものですが、これはニュースでは何も触れられていません。しかし、血液での簡単な検査であることから、まず間違いなくHIV抗体検査だと思います。抗原検査やNAT検査は可能性低いかと思います。

それでどうやってスマホでHIV検査を行うのか。

用意するものは検査アプリがインストールされたスマホと、小さな検査器です。この2つはスマホのオーディオジャックでつないでデータのやり取りを行います。

だいたいの手順はこんな感じです。

①まず血液採取を行う指をアルコールで消毒する。

②ランセットで指に針を刺す。

③血液をコレクターで吸い取って採取する。

④吸い取った血液を検査器にセットする。

⑤スマホのHIV検査アプリを立ち上げて、患者のID番号を入力する。

⑥スタートボタンを押して15分待つ。

⑦スマホに検査結果が表示される。

こんな感じです。こちらに検査手順の動画があります。

『ワンプッシュで15分、感染判定』

リンクが切れてたら申し訳ありません。

これは私の想像ですが、スマホとオーディオジャックでつながった小さな検査器で、採取した血液の抗体を調べ、そのデータをスマホに送るんだと思います。そしてスマホに予めインストールされた検査アプリがその送られてきたデータを判定して、陽性か陰性かを表示する、そんな仕組みではないかと思います。

このスマホを使ったHIV検査は、医療環境の整っていない地域でも簡単にHIV検査が可能です。何しろスマホを使うのでどこにでも持って行けます。患者が病院などの医療施設に来なくてもHIV検査出来ます。

ニュースによれば現在アフリカのルワンダでこの検査システムの検証中だそうです。

◇問題は信頼性?

さて、この手の簡単に検査が出来るHIV検査キット、検査器は過去にも色々なものが開発されてきました。その一部は現在日本国内でも個人輸入と言う形で使われています。いわゆる自己検査キットと呼ばれているものです。検査結果の判定まで自分で行う形式の検査キットです。

しかし、この手の検査キットは信頼性の点で不安があります。検査結果が陰性と出ても、100%安心出来ないのです。

一方、あなたが保健所や病院で危険行為から3ヶ月以上経ってHIV検査を受け、陰性判定を受ければまず安心出来ます。あなたはHIVには感染していません。偽陽性はあっても、偽陰性はないのです。(あくまでもウインドーピリオドを過ぎていることが条件です)

当サイトであなたにご紹介している、郵送式のHIV検査キットもまた保健所や病院と同等の信頼性だと思って差し支えありません。採血はあなたが自分で行いますが、HIV検査そのものは登録衛生検査所で専門家が行うからです。

こうした検査精度が信頼できる検査キットに比べて、今回ご紹介したスマホを使ったHIV検査がどの程度信用出来るのか、そこはまだ不明です。現在ルワンダで確認中とのことですから、もう少し検証には時間がかかるのかも知れません。

いずれにしても医療機関並みの検査精度、信頼性は難しいのではないかと思います。

むろん、仮にそうであったとしても、今回のスマホによるHIV検査キットには大きな需要があると思います。医療環境の整った日本にいればなかなか分かりませんが、どこの国、どこの地域でも日本と同じようにHIV検査が出来る訳ではありません。

少しでも今以上にHIV検査が普及出来る可能性があるなら、それは十分価値のある開発だと思います。検査精度が保健所や病院と同等でなくてもです。

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