「中国で未知のエイズ発生?」と言うニュースがネット上に出ています。⇒中国南部で奇病

同記事によれば、今年の1月頃から、中国広東省などでエイズに似た症状の患者が相次いで見つかり、HIV検査を行ったが「陰性(感染していない)」と判定されたそうです。

そのため、従来の検査方法では検出出来ない「陰性エイズ」が広まっている、とのうわさが飛び交っているそうです。

また、香港メディアは4月4日、「患者はエイズと同様の症状を示しており、診察した病院ははっきりとしない器質性病変」と報告していると伝えたそうです。

こうした事態を受けて、広東省疾病抑制センターエイズ防止所が感染者の血液サンプルを取り寄せて検査したところ、HIVに感染していないことが分かり、同時に未知のウイルスに感染している可能性もないと発表したそうです。

同センターの見解は、「陰性エイズ」はHIV感染を恐れるあまり「エイズ恐怖症」が発生しているだけだと言うものです。

私はこのニュースを見て、ちょうど1年前、つまり2010年の4月に書いたある記事を思い出しました。それは、次のような記事です。⇒『中国発エイズに似た新種の奇病』

この時も新手のウイルスだ、エイズ恐怖症だと、結局真相は闇の中でした。ただ、今回と異なるのは当時、maruoさんと言う日本人感染者がいたことです。

maruoさんはマカオの風俗店で感染し、エイズと同じ症状を発症しながらもHIV検査では陰性でした。ご自身でブログを開設され、広く情報発信すると共に、他にも感染者がいたら情報をくださいと訴えられていました。

ただ、ブログ開設からしばらくして体調不良を理由にブログは閉鎖され、以後何も音信がありません。

今回の「未知のエイズ」、「陰性エイズ」と言うニュースは、「エイズ恐怖症」が原因、とされているところが昨年の騒動と似ています。

ご参考までに、中国におけるHIV感染者、エイズ患者の実情をご紹介しておきましょう。中国政府の発表によれば、2010年10月時点で、HIV感染者の累計は37万人以上、うち13万人以上がエイズを発症し、6万8000人以上が死亡したそうです。

中国の人口からして、私には到底信じられない少ない数のように思われます。そもそも、データが確定したものでなく、数字の後に「以上」とついていることからして信用できません。

実際にはこの何倍ものHIV感染者、エイズ患者がいるのではないでしょうか。内陸部の奥地などでは、正確な調査が極めて困難だともききます。しかし、そうした農村部でこそHIV感染者は広がっています。

中国におけるHIV感染は、麻薬患者の注射器使いまわしにより拡大し、貧しい人々の売血によって更に広がり、そして今、性行為感染によって若い世代へいっきに広まっているのです。

日本でもHIV感染者、エイズ患者に対する偏見と差別はなくなりませんが、中国においてはいっそう深刻なものがあります。そうした背景もあって、正確な感染者、患者の数が分からないのかも知れません。

本題の「中国発未知のエイズ」は、現時点では存在せず、ただの噂の可能性が高いようです。

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