平成24年(2012年)第3四半期(7月~9月)に報告された保健所HIV検査、相談件数です。

11月22日付厚生労働省エイズ動向委員会発表データからご紹介します。なお、本データは下記5データの5番目のデータです。

1.概要

2.感染ルート別データ

3.年代別データ

4.都道府県別データ

5.保健所検査/相談数

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・・◇保健所などのHIV抗体検査数


2012年第3四半期(7月~9月)に保健所や地方自治体の実施するHIV抗体検査を受けた件数は以下の通りでした。

時期 1月-6月 7月-9月 1月-9月合計
件数(件) 65,261 31,415 96,676

表1.保健所抗体検査数(保健所以外の自治体が実施する検査を含む)

2011年(平成23年)の同時期が94,360件でしたので、2,316件ほど受検数が増えています。伸び率にすると2%ちょっとなので微増です。

保健所におけるHIV抗体検査は2008年(平成20年)の177,156件をピークに減り続け、やっと2011年に減少が止まりました。しかし、2008年レベルから見ると74%に過ぎず、2012年もまたその程度で終わりそうです。

こうした保健所のHIV抗体検査の件数減少はエイズに対する関心の低下が原因の1つとも言われています。確かにそれもあるのだろうと思います。

しかし、一方でこんなデータもあります。当サイトでもご紹介している自宅でHIV検査が出来る郵送検査の利用件数は年々増加しています。STD研究所のホームページによると、ここ数年の利用数は、

●HIV検査キットの利用数
45,000件⇒54,000件⇒65,000件

と、毎年10,000件近く伸びています。保健所での検査数が減少、伸び悩んでいる中、検査キットはこんなに利用者が増えています。単純には比較できないかも知れませんが、何か理由があるように思います。

例えば、

●HIV検査キットだと自宅でいつでも検査が出来る。時間と手間がかからない。

●完全匿名検査で、保健所のように顔を合わせて検査を受ける必要がない。

こうした利便性と匿名性が大きなメリットとして受け入れられていると言えないでしょうか。何しろ保健所では無料で検査を受けることが出来ます。それなのに保健所に行かず、わざわざ3000円も5000円も出して検査キットを購入する人が65,000人もいるのです。

保健所でもっと利便性の向上、更なる匿名性の向上に取り組めば受検数も増えるのではないでしょうか。

なお、ご参考までに保健所におけるHIV相談件数もご紹介しておきます。

・・◇保健所などのHIV/エイズ相談件数


2012年第3四半期(7月~9月)に保健所や地方自治体の実施するHIV/エイズ相談を受けた件数は以下の通りです。

時期 1月-3月 4月-6月 7月-9月
件数(件) 39.716 39,418 37,015

表2.保健所におけるHIV/エイズ相談件数

1月から9月までの累計は116,149件です。2011年(平成23年)の同時期が118,767件でしたので、今年は昨年比97.8%です。

今回ご紹介したうように保健所でのHIV抗体検査を受ける人は減少したままです。でも、もしもあなたにHIV感染の不安があるなら、どうぞ時間や手間を惜しまずに早くHIV検査を受けて下さい。

どうしても保健所に行けないあなたは検査キットを使う手もあります。先ほどもご紹介したように、年間に65,000人もの人が利用しています。

*保健所や病院に行かなくても、簡単にHIV検査ができます。

・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)

■この検査キットの信頼性についてはこちら⇒検査の信頼性
■この検査キットを使用した人の声はこちら⇒利用者の声情報


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