帯状疱疹を発症したら、HIV感染はどの程度心配すればいい?

あなたは帯状疱疹をご存知ですか?

当サイトでは複数のページで帯状疱疹を説明しています。例えば、『帯状疱疹・単純ヘルペス』などの記事です。

まだその記事を読んでいないあなたもいるかも知れないので、簡単に帯状疱疹を説明しておきます。

帯状疱疹とはVZV(varicella zoster virus)というウイルスが感染して発症する皮膚疾患の一種です。このウイルスに最初に感染したときは水痘(水ぼうそう)として発症します。

たいては1歳か2歳、遅くても9歳くらいまでにはほとんどの子供が感染します。赤い発疹が出てそれが全身に広がり、発熱を伴います。発疹は水ぶくれと変わり、膿を持ち、最後はかさぶたになって治ります。

帯状疱疹の写真例

ただし、水痘が治ってもウイルスは神経を伝わって神経節にもぐり込み、そこで遺伝子の形で潜伏状態を続けます。そして私たちが普通に免疫力、抵抗力がある状態ではこのウイルスは潜伏したままです。

それが何かの理由によって免疫力が低下すると、ウイルスは神経節から出てきて暴れだし、帯状疱疹となって発症します。

つまり、VZVに最初に感染したときが水痘で、再発したら帯状疱疹と言う訳です。どちらも同じウイルス、VZVが病原菌です。

このVZVが暴れ出す免疫力の低下要因の1つがHIV感染なのです。

私は自分が帯状疱疹を発症するまで、この病気の存在自体を知りませんでした。私の家族、友人、職場の中でも見たことがありませんでした。私にとっては非常に珍しい、いや未知の病気だったのです。

それゆえ、私は帯状疱疹を発症したとき、これは尋常ではないと思いました。何か自分の体の中で大きな異変が起きているのだと思ったのです。そう、それがHIV感染の不安の始まりでした。

急性HIV感染症の中でも、発熱や頭痛、下痢にリンパ腺の腫れなどは過去に何度も経験があって、そんな症状が出たからと言ってHIV感染とただちに結び付けて考えることはありません。

しかし、私にとって帯状疱疹は頭痛や発熱とは全く違うレベルの不安を呼び起こす病気でした。何度も言いますが、私には未知なる病気、奇病とも言えるくらい知らない病気だったのです。

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さて、帯状疱疹を発症したこともあって、私はHIV感染不安に悩むのですが結局HIV検査を受けてみたところ、陰性でした。HIVには感染していませんでした。当たり前ですが、帯状疱疹を発症したからと言って皆がHIVに感染しているわけではありません。

そこで私は疑問に思いました。では、帯状疱疹を発症した人のどのくらいの割合がHIV感染しているのだろうと。100人の帯状疱疹患者がいたら、その内何人がHIVに感染しているのだろうかと思ったのです。

今、日本では毎年およそ1500人くらいがHIVに感染しています。その90%には何らかの皮膚疾患が出ると言われていますが、帯状疱疹がどのくらいの頻度で発症するのか不明です。

色々なHIV、エイズ関連図書には必ず、

「HIV感染の免疫不全によって帯状疱疹を発症することがある。」

と書かれているのですが、その発症頻度を示したデータはお目にかかったことがありません。ネット上の医療サイトも同様です。では、ここでは仮に10%の頻度で帯状疱疹を発症すると仮定しましょうか。

1500人☓0.1=150人

毎年150人のHIV感染者が帯状疱疹を発症すると仮定します。

一方、帯状疱疹の全発症者はどのくらいでしょうか。実は厚生労働省のホームページに帯状疱疹の患者数が掲載されています。それによると、平成20年(2008年)10月の帯状疱疹患者は4万2千人でした。年間通しての患者数は不明です。単純に12ヶ月換算すると50万4千人となります。

ただし、月をまたいで治療する患者もいると思います。(私の場合は発症から完治まで約1ヶ月でした)正確には分かりませんが、仮に平均1.5ヶ月で帯状疱疹が完治したとすると、年間の患者数は33万6千人です。

さて、ここで数値が出揃いました。(あくまでも私の仮定の数値です)

●HIV感染者で、かつ帯状疱疹を発症する患者数=150人/年

●帯状疱疹の全患者数=336,000人/年


すると帯状疱疹を発症して、それがHIV感染によるものである確率は、

●150人/336,000人=0.04%

となります。1万人に4人です。

まぁ、これは仮定の数字を使ったシュミレーションなので0.04%は正確な数値ではありません。しかし、いずれにしてもかなり確率が小さいことは間違いありません。

私は帯状疱疹の発症にかなりHIV感染不安を掻き立てられたのですが、そんなに大げさに心配する必要はなかったのです。私が知らなかっただけで帯状疱疹という皮膚疾患は珍しくもない病気だということです。

でも、誤解しないで下さい。

私はここで、だから帯状疱疹を発症してもHIVの不安など持つ必要はない、と言いたいのではありません。そこは誤解なきようお願いします。あくまでも必要以上に恐れることはない、と言いたいだけで無視してもいいとは思いません。

どんなに小さい確率であろうと、帯状疱疹がHIV感染による免疫不全によって発症する可能性があることに間違いありません。

あなたにHIV感染の心当たり、思い当たる過去が少しでもあるなら、念のためにぜひHIV検査をお勧め致します。

HIV検査は時間や手間がかかるし、保健所以外なら費用もかかります。でも、万一あなたがHIVに感染していた場合のことを考えると忙しいとか面倒だとか言ってる場合じゃないです。

あなたがHIVに感染してそのまま放置していれば数年先にはエイズを発症します。でも、早期にHIV検査で感染が分かれば治療によってエイズ発症を防ぐことも可能です。

最後に繰り返しますが、あなたがもしも帯状疱疹を発症したら、必要以上にHIV感染を恐れる必要はありません。でも全く無視するのも危険です。あなたにほんの少しでもHIV感染不安があるなら、早期のHIV検査をお勧め致します。

もしかしたらそのHIV検査は、あなたにとって救命的検査となるかも知れません。

 

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