2012年の最新エイズ動向をお届けします。今年はHIV感染者が減少する?

当サイトでは、四半期ごとに厚生労働省エイズ動向委員会から発表される最新エイズ動向をお届けしています。2012年は現在(11月22日)までに第2四半期までが発表済みです。例年ですと11月に第3四半期のデータが公表されます。もう近々に出てくるものと思われます。

・・◇どこより早いSTD研究所のエイズ動向情報


しかし、そのエイズ動向委員会の四半期ごとのデータ発表よりも、もっと早くにエイズ動向を知ることが出来ます。それはSTD研究所のホームページ上で公開されている、国立感染症研究所 感染症情報センター発表の速報データです。(11/20トピックスに掲載)

それによるとエイズの最新情報は以下の通りです。

●2012年45週(11月5日~11月11日)

HIV感染者/エイズ患者  12人

(2012年累計 1,205人)

となっています。このデータからすると週単位で感染者の情報が出ているようです。私もさっそく感染症情報センターのホームページを確認してみたのですが、データが4月以降更新されておらず、残念ながら最新情報は分かりませんでした。

取りあえず現状ではSTD研究所のホームページ上が最も早くエイズ動向を知る手段です。

さて、STD研究所のデータから見ると、現在のエイズ動向はどんな状態だと推測できるでしょうか。注目すべきはHIV感染者/エイズ患者の累計数値です。11月11日までで1,205人となっています。

この先12月までこのままのペースだとして単純計算すると、2012年の年間累計は1,400人前後くらいになります。2011年の実績が1,544人だったので100人以上感染者が減ることになります。

ただ、速報値は精度に欠けており、後から正式版のデータが出てくると必ず件数が増えます。ですから現状で2012年が100人以上減りそうだとしても正式版のデータが出て来ないとハッキリしたことは分かりません。たぶん正式版が出てくるのは来年の7月か8月くらいです。


・・◇もう1つのエイズ最新動向データ


では、もう1つのエイズ最新動向データをご紹介しましょう。こちらは東京都が発行している東京エイズ通信」です。第62号によると、東京都のエイズ動向としては以下の通りです。

●東京都のHIV感染者とエイズ患者

2012年1月2日~10月21日まで( )の数値は昨年同時期比較

HIV感染者        302件 (251件)

エイズ患者         74件 ( 71件)

合計           376件 (322件)

東京都のデータではHIV感染者もエイズ患者も増加傾向にあります。特にHIV感染者は昨年同時期よりも20%以上増えています。STD研究所のホームページに載っている全国版だと減少傾向にも見えますが東京では増加なのです。



・・◇最新エイズ動向とあなたの感染リスクは関係ありません


何となくHIV感染者が減少傾向にあると聞くと安心しがちです。でも、よく考えてみるとそんな全国的なエイズ動向と、あなたのHIV感染リスクは関係ありません。むろん、厳密に言えば全く無関係とは言えないでしょうが、減少巾はそれほど大きいとも思えず、決して安心材料にはならないと思います。

最新エイズ動向を知ることはHIVやエイズに対して関心を持つことにつながるのでいい事だと思います。ただし、あなたご自身はHIVに感染しないようにご用心して下さい。

そして不安を感じたら保健所でHIV検査を受けて下さい。早期のHIV検査は救命的検査であることをお忘れなく。

*保健所や病院に行かなくても、簡単にHIV検査ができます。

・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)

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