上海のHIV陽性率

上海には市内74ヶ所に無料のHIV検査所があります。では、今年1月から10月までの検査結果をご紹介しましょう。

●上海市 HIV検査(2011年1月~10月)

受検者数 25,921人

陽性者     302人

陽性率  1.17%(85.8人に1人が陽性)

私たち日本人の感覚からすると、この陽性率は非常に高いです。

日本では年間に約13万人が保健所などで抗体検査を受け、陽性率は0.3%(1000人に3人が陽性)と言われています。

単純計算は上海市内におけるHIV検査陽性率は日本の4倍と言うことになります。ただ、日本でも上海でもHIV検査は無料ですが、検査を受けるシステム自体は異なると思うので単純には比較出来ないのかも知れません。

次に、上海市衛生局が発表した2011年のHIV感染状況をご紹介します。

●上海市 新規HIV感染者(2011年1月1日~11月20日)

新規HIV感染者 1,294人 (男性 1,153人  女性 141人)

新規エイズ患者   509人 (男性461人  女性 48人)

死亡者        64人

感染ルート  性行為感染 82.5%

・・・・・・・ 注射器感染 8.7%

感染者年齢 25歳~34歳 38.4%

・・・・・ 35歳~44歳 20.8%

以上のような結果です。

感染ルートの中で、注射器による感染が8.7%と、日本に比べると非常に高くなっています。日本では0.3%しかありません。これは薬物使用者が多いことを示しています。

かつて私も仕事で何回か上海には行きましたが、そりゃもう大都会です。

とても印象深く思い出すのが、上海のスモッグです。着陸前に飛行機の窓から上海市上空を見ると、どす黒い雲がドームのように上海市を覆っていました。

上海市の人口は、2011年には2000万人を超えたとも伝えられています。あのどす黒いスモッグの下で2000万人が暮らしているのでしょうか。環境汚染は深刻な問題だと思います。

それにしても、上海市のHIV感染者は日本中のHIV感染者より多いのです。(2010年の日本における新規HIV感染者 1,075人 エイズ患者 469人)

上海で遊んだり、あるいは行きずりの恋に落ちたとしても、どうぞHIV感染にはご用心下さい。日本の4倍の感染率だということを忘れないように。

中国における売春は重罪

老婆心ながら、上海市における売春の摘発に関する情報をご紹介しておきます。『在上海日本国総領事館』のホームページに、売春にはくれぐれも注意すべし、と言う警告が載っています。

その警告文によると、

「買春行為は状況により「治安管理処罰条例」或いは「刑法」の適用を受けます。かかる行為に対する罰則は日本よりもかなり厳しく、特に斡旋罪に問われると刑罰はより厳しくなります。」

とあります。

実例として、上海市内のマッサージ店で誘われ、ベッドインしている最中に警察に踏み込まれ、10日も留置所に入れられた男性の話が載っています。

実は、私も過去に上海近郊のホテルに宿泊したおり、若いマッサージ嬢から誘われた経験があります。二十歳前後の可愛らしい、プロポーション抜群のマッサージ嬢でした。しかし、何といっても病気と警察が怖くて、とても遊ぶ気になれませんでした。

*「生存率」・「いきなりエイズ」・「潜伏期間」

あなたがHIV検査を先延ばしに出来ない3つの理由とは?