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東京都福祉保健局エイズ対策係から毎月1回、「東京都エイズ通信」というメールマガジンが発行されています。この中で、東京都のHIV感染者やエイズ患者の動向情報を知ることが出来ます。
このメールマガジンは月に1回のペースで発行されているのですが、毎回その時点までのHIV感染者とエイズ患者の累計報告件数が記載されています。今回は「東京エイズ通信36号」から東京都におけるエイズの動向をご紹介しましょう。
1.東京都における平成22年の新規HIV感染者 累計データ
累計データの推移を見て見ると、7月から9月までは昨年(平成21年)を下回るペースでしたが、9月から10月にかけてHIV感染者が多く報告され昨年を上回るペースとなってしまいました。
2.東京都における平成22年の新規エイズ患者 累計データ
エイズ患者の報告件数も9月までの報告では昨年を下回るペースでしたが、10月報告によって昨年を上回るペースになってしまいました。結局、HIV感染者もエイズ患者も昨年を上回っており、HIV感染者は増加傾向にあると言えます。
このデータは東京都だけの調査なのですが、何と言っても人口が多いので、昨年の実績でみれば日本全体に占める東京都の比重は、HIV感染者で36.1%、エイズ患者で23.7%となっています。
気になる東京都以外の全国的なエイズ動向ですが、恐らく今月にはエイズ動向委員会から第3四半期(7月~9月)のデータが発表されるものと思われます。第2四半期では過去最悪の報告件数となりHIV拡大が懸念されているところです。
折しも12月1日は「世界エイズデー」です。国や地方自治体を上げてのエイズ対策キャンペーンが繰り広げられます。でも、毎年思うのですがどうも国民全体に広く啓蒙活動が行きわたっている感じがしません。
HIV感染はすごく身近になったのに、その予防や治療、対策はどこか他人事で遠い話のように感じるのは私だけでしょうか。当サイトでは、随時HIVやエイズの情報を掲載し、あなたのHIV予防や検査のお役に立てればと願っています。
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