東京都における最新エイズ情報をお届けします。あなたのHIV感染予防、HIV検査にお役立て下さい。
日本国内の都道府県別データでは、東京都が最もHIV感染者が多く、またエイズ患者も多くなっています。人口比を考えれば当然です。東京都福祉保健局が発表した最新情報からお届けします。
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・・◇HIV感染者、エイズ患者の動向は?
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東京都福祉保健局が2015年3月31日に発表した最新データをご紹介します。平成26年12月29日から、平成27年3月22日までの東京都で報告されたHIV感染者、エイズ患者の件数です。( )内の数値は昨年同時期における件数です。
●HIV感染者 62件 (89件)
●エイズ患者 20件 (13件)
●合計件数 82件 (102件)
以上のようなデータになっています。新規のHIV感染者は27件減り、新規のエイズ患者は7件増えています。合計では20件の減少となっています。
「お~!20件も減ったのか!」
なんて単純には喜べないと思います。なぜなら、しょせん新規HIV感染者とはHIV検査を受けた結果陽性と分かった人であり、HIV検査を受けない潜在的感染者がどのくらい存在するのか分からないからです。(発見されれば全数報告が義務づけられています)
一方、新規エイズ患者は7件増加しています。こちらは潜在的なエイズ患者など考えにくく、発症すればまず間違いなく全数報告されます。海外の医療環境が整っていない国や地域ではエイズを発症しても治療を受けられない事があると聞きますが日本でそんなことはないでしょう。
つまり、潜在的なHIV感染者も含めると新規HIV感染者が本当に減ったのかどうかは不明であり、確実に分かる新規エイズ患者は増加している、という結果です。データをグラフ化してみました。
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