東京都エイズ通信第39号(東京都福祉保健局発行)が配信されました。その記事の中からいくつかの情報をあなたへお伝え致します。

まずは、東京都における、HIV感染者、エイズ患者の動向からです。平成22年、1月1日から12月19日までの累計は、以下の通りです。( )の数字は、昨年同時期の数値

●HIV感染者          382件 (359件)

●AIDS患者          100件 ( 97件)

●合計               482件 (456件)

以上のように、東京都における新規HIV感染者、エイズ患者は昨年よりも増加傾向にあります。今年の9月くらいまでは、昨年をわずかに下回るペースだったのですが、10月以降は上回るペースに転じ、どうやらこのまま増加で終わりそうです。

今年の東京都における「いきなりエイズ発症率」は20.7%です。一方、エイズ動向委員会から発表された、今年1月から9月末までの全国平均では、30.8%です。

従って、東京都における「いきなりエイズ発症率」は全国平均よりも10%低いことになります。この傾向は以前から同様であり、東京都民はHIV検査を受ける人が全国平均よりも多いことを示しています。それだけHIVに対する危機感を持っていると言うことでしょうか。

今やHIV感染は致死的疾患ではなくなりました。エイズ発症前に感染が見つかればエイズ発症を防ぐことも出来るのです。何より早期の検査で見つけることが大事です。

もしもあなたにもHIV感染の不安や、思い当たる過去があるのなら、ぜひ早めの検査をお勧め致します。早めの検査が必要な理由はこちらです。⇒『HIV検査があなたの命を救います』

最後に、東京都エイズ通信第39号に掲載されていた世界の状況をご紹介します。

●世界のHIV感染者数(09年末) 3330万人
参考(99年)2620万人

●年間新規HIV感染者(09年) 260万人
参考(99年) 310万人

●年間エイズ関連死亡者数(09年) 180万人
参考(04年) 210万人

●流行開始以来のHIV感染者 6000万人以上
HIV関連死亡者数 3000万人

いくらいい薬や治療法が見つかっても、貧困や差別によって満足に医療を受けられない国の人々が大勢います。そして、医療環境の整っている日本においても、HIV感染者、エイズ患者は増え続けています。

「いきなりエイズ」を防ぐには、早くHIV検査を受ける以外に方法はありません。⇒ 「HIV検査があなたの命を救います」


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