B型肝炎は性感染症のひとつです。その感染ルートは性行為感染の他に血液感染、母子感染があり、HIVと同じです。

B型肝炎患者の体液(血液を含む)が相手の粘膜部に接触したり、直接血液中に入ることで感染します。それ以外で空気感染するようなことはありません。

従って、HIV同様、B型肝炎感染者と共に日常生活を送っても感染する心配はありません。(むろん、いくつかの注意点はあります。)

ただ、HIVと大きく異なる事があります。それは、B型肝炎のウイルスHBVは非常に感染力が強いと言うことです。そのため、目には見えないような炎症、傷から感染することがあります。

そして、B型肝炎ウイルスHBVはHIVと感染ルートが同じであることから、HIVとの重複感染が多い性感染症でもあります。

下のグラフを見て下さい。男性同性愛者のHIV感染者が、他にどんな性感染症を重複感染していたか調べたものです。(調査時期、母数については不明です)

情報元は「HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント」(医薬ジャーナル社)です。


このデータからはHIV感染と最も多く重複感染しているのがB型肝炎です。

すでにあなたもご承知かも知れませんが、日本国内におけるHIV感染者は、男性の同性愛者がもっとも感染者の多いグループとなっています。

2010年に新規にHIVに感染した人は1,503人でした。(いきなりエイズ含む)そのうち、男性の同性間性行為で感染した人が948人で実に全体の63%を占めます。

HBVはHIVと感染ルートが同じですから、男性同性愛者にHIV感染が多ければHBV感染もまた多いのは理解出来ることろです。

更に先ほども書いたように、HBVはHIVよりも感染力が強いため、アナルセックスによる微小な傷や炎症から感染する可能性が高くなります。

B型肝炎に感染すると全身に倦怠感が広がり、食欲不振や嘔吐などの症状が出ます。しかし、何も自覚症状がないままキャリアになっていることもあります。

B型肝炎には急性型もあり、重症化すると黄疸が出たり尿が褐色になります。そしてごくまれですが急性型の1%くらいは劇症肝炎となり、6割から7割が死に至ります。

また、慢性肝炎になった場合、そのまま放置していると肝硬変から肝臓癌へと進行することもあります。

以上のことから、もしもあなたがB型肝炎の症状を感じたら、早めに専門医に診てもらいましょう。そして、必ずHIV検査も同時に受けることをお勧め致します。

あなたにB型肝炎の疑いがあれば、それは同時にHIV感染の疑いもあることを意味しています。

全国の保健所の中には、HIV検査と同時にB型肝炎検査も無料・匿名で行っているところがあります。あなたの最寄の保健所で確認してみてください。

でも、あなたが保健所や病院に行きたくない事情があれば、あなたの自宅で検査も可能です。誰にも会わず、家族にも知られずに簡単に検査が出来ます。

このキットを使うとHIV、梅毒、B型肝炎と、重複感染の多い3つの性感染症をまとめて検査出来ます。

*HIV、B型肝炎、梅毒が同時に検査出来ます*

STD Checker TypeO(男女共通)
HIV・梅毒・B型肝炎



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