「陰性エイズが日本に上陸」、こんな見出しで一部メディアが取り上げています。
いったい何のことかと言えば、4月にこのサイトでも取り上げた、これです。⇒『中国で未知のエイズ発生?』
今年の1月頃から、中国の広東省を中心に、エイズによく似た症状の患者が続出しました。
リンパ腺が腫れたり、皮下出血があったり、発疹、白い舌苔が出るなどの症状を訴えています。
しかし、エイズ検査を行っても陰性でした。
新型のウイルスによる感染症ではないかと騒がれましたが、中国当局で調査したところウイルスは何も見つからず、結局エイズをあまりに心配し過ぎたことによる、「エイズ恐怖症」として片づけられていました。
ところが、その後も中国では感染者が増加する一方、日本でも感染したと言う人が2人現れました。
一人は海外の風俗で遊んだ20代の男性です。海外と言うのが具体的にどこかは明らかになっていません。
もう一人も20代の男性で、千葉のソープで遊んだときに感染したと言っています。相手の女性の国籍は不明だそうです。
このお二人は夕刊フジの取材に応じ、感染のいきさつや症状について語っています。
この二人とも症状はよく似ていて、全身に疲労感があり、発疹が出る、舌が白くなる、リンパ腺が腫れる、微熱や下痢が続くといった症状です。
HIVを始めとする性感染症の検査を受け、大きな総合病院で色んな検査を受けてみたけど全て異常なし。現在のところ治療法が見つかっていないそうです。
更に、お二人がネット上で自分達の情報公開をしたところ、都内、東北、関西などから10人ほど「私も同じ症状だ。」と言う人が現れたそうです。その多くは都内の風俗で感染したと言っています。
最初に登場した20代の男性はお二人ともコンドームは使っていました。そして遊んだ翌日から症状が出て、ずっと継続しています。
コンドームを使っても感染する、潜伏期間が短い、エイズに似た症状、そしてウイルスが見つからない。これが「陰性エイズ」と呼ばれている奇病です。
感染した20代の男性は、日本政府に早く調査をして欲しい、そのためにどんな協力でもするとおっしゃっています。
本当にコンドームを使っても伝染性のある感染症なら、これは相当に危険な感じがします。
ネズミ算式にあっという間に感染が広まるでしょう。
ただ、本当に10人以上も奇病の感染者が出ているなら、国内の医療機関でもすでに大きな問題として取り上げているような気もするのですが、どうなのでしょう。
いずれにしてもこのニュースは今後も注目していきたいと思います。
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