毎年12月1日は「世界エイズデー」です。HIVやエイズに目を向けてみませんか?

近年は日本国内におけるHIVやエイズに対する関心が低くなっていると言われています。保健所のHIV検査を受ける人が減っているのも関心の低さの表れだとも言われています。

ましてや世界に目を向けてHIVやエイズのことを考える機会はめったにないのでは・・・・。

・・◇今、世界では・・・


日本国内では毎日どこかで約4人が新たにHIVに感染しています。しかし、世界に目を向けると毎日6,800人がHIVに感染し、4,600人がエイズ関連疾患で死亡しているそうです。そして世界中には3,400万人のHIV感染者が存在すると推計されています。

これでもエイズ関連死のピークは過ぎ、近年死亡者は減少傾向にあるそうです。毎日どこかで4,600人がエイズで死んでいる・・・。日本にいると全くピンとこない数字ではありませんか。(私自身もそうです)

・・◇今、日本では・・・


11月22日に厚生労働省エイズ動向委員会が平成24年第3四半期(7月~9月)のエイズ動向を発表しました。詳細なデータは平成24年第3四半期エイズ動向』でご紹介してあります。

この中にもご紹介していないデータを、ここに載せてみたいと思います。それは第3四半期の年代別「いきなりエイズ」発症率です。

平成24年第3四半期年代別「いきなりエイズ」発症率

いかがでしょうか。年代が高齢化するほど「いきなりエイズ」の発症率が高くなっています。全体の発症率が28.9%なのに対し、50歳以上での発症率は56.3%にも達しています。

つまり、50歳以上のHIV感染者は2人に1人以上は「いきなりエイズ」を発症していることになります。これは50歳以上のHIV感染者がいかにHIV検査を受けていないかを物語っています。

あなたもご存じのように、現在ではHIVに感染してもエイズ発症前に治療を開始すればエイズを抑えることが可能になっています。それには早期のHIV検査が必要です。

日頃は世界どころか日本のエイズにも目を向けない私たちですが、せめて12月1日の「世界エイズデー」にはHIV検査を受けに行ってみてはどうでしょうか。

各自治体も「世界エイズデー」にちなんで検査日を増やしたり検査時間を延長したりしています。特に高齢者でHIV感染の不安があるあなたはぜひ検査を受けてみて下さい。

*「生存率」・「いきなりエイズ」・「潜伏期間」

あなたがHIV検査を先延ばしに出来ない3つの理由とは?


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