HIV感染が55歳以上の年齢層にも広がっていると言う情報です。

『バイアグラ服用し高級ソープ通う65歳男性 HIV感染判明』

こんな見出しのネット記事を見かけました。ニュースの出どころは、週刊ポストの6月10日号だそうです。

記事によると、この65歳の男性は、3年前からバイアグラを使用し、セックスに自信が持てるようになったので、高級ソープに通うようになったそうです。

男性は、お店が高級なので性感染症のチェックもキチンとやっているだろうと思い込み、コンドームを使っていなかったそうです。

この男性にはお気の毒ですが、そもそもHIV感染を風俗店側でキッチリ管理なんてムリです。一般の抗体検査では感染してもすぐには検査で陽性にはなりません。

いわゆるウインドーピリオドと呼ばれる検査出来ない期間があり、風俗店の女性はその期間もずっと仕事をしている訳です。

仮に、あなたのお相手をしてくれる女性が、

「昨日検査したばかり、安心して!」

と言ったとしても、それは2ヶ月くらい前まではHIVに感染していなかった、と言うだけで現在がどうかは分かりません。もしかしたら、感染しているかも知れないのです。

従って、風俗店でHIV感染を用心するならコンドームを使うしかありません。

そこで、2000年から2009年までの10年間に、55歳以上の新規HIV感染者がどのくらいいたのか、エイズ動向委員会の資料から調べてみました。その結果が下のグラフです。

・・■55歳以上の新規HIV感染者の推移(2000年~2009年)



グラフをご覧頂いてお分かりのように、55歳以上の年齢層においては新規HIV感染者の数は増加傾向にあります。

先ほどご紹介した記事によると、こうした世代は若い世代に比べると学校教育で性教育を受けておらず、コンドームを使用することに違和感を持つ人が多いそうです。

今回の男性のように、バイアグラ等の精力増強剤も影響しているかも知れません。

また、女性の場合には、この世代になると膣の粘膜が薄くなり、HIVに感染しやすくなると言う事情もあるそうです。

さて、性風俗におけるコンドームですが、現在のように全く法的な規制がない状況では店によって対応はまちまちであり、更にそこでサービスをする女性によっても対応はまちまちです。

結局、自分の身を守るためには自分で予防に徹するしかありません。HIV感染は決して若者だけの関心事では済まない問題であることを、再認識させられた記事でした。

ただ、私も50歳半ばを迎え、HIV検査のハードルが高いことは身を持って感じます。保健所や病院では世間体を気にしてしまいます。

もしも、あなたも同じように感じているのなら、あなたの自宅で誰にも会わずに検査を受けることも可能です。私も使いましたが、たったの10分程度で終わりでした。とても簡単です。

くれぐれもHIV感染は若い人だけの病気なんて勘違いをされないよう、あなたご自身の予防と検査にご注意下さい。

*保健所や病院に行かなくてもHIV検査は可能です

■自宅でHIV検査体験記


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