5月26日にエイズ動向委員会より2010年のエイズ動向についての報告が出ました。詳細版は恐らく8月に出されると思いますが概略版はすでにこのサイトでもご紹介しています。⇒『2010年エイズ動向』

その中から、新規HIV感染者・新規エイズ患者・保健所抗体検査の動向を改めてご紹介したいと思います。

下のグラフを見て下さい。1999年から2010年までの12年間の推移をグラフ化したものです。

グラフをご覧頂くと一目瞭然です。新規エイズ患者は年々増加の一途をたどり、新規HIV感染者も傾向としては増加傾向です。

更に保健所などにおけるHIV抗体検査は2008年をピークに、2009年、2010年と2年連続で減少しています。

2009年には新型インフルエンザが大流行したので、その影響だと言われていましたが、実際にはHIVに対する関心の薄さが原因だと言われています。

HIV抗体検査を受ける人が増えれば、当然エイズ発症前に見つかる人も増えます。早期の抗HIV治療によって感染者本人のエイズ発症を防ぐことも出来ますし、二次感染も防げます。

抗HIV治療においては、感染者体内のHIV増殖を抑える治療ですから当然感染力も低下します。つまり、HIV検査を受ける人が増えれば新規感染者の減少につながります。

折しも6月1日から7日はHIV(エイズ)検査普及週間でした。全国的にHIV検査普及のキャンペーンが張られましたが、効果はどうだったのでしょうか。仮に即効性はなくても継続していくことが何より大事と思います。

かつてHIV感染は致死的疾患でした。感染することは高い確率で数年後の死を意味していました。しかし、現在では糖尿病などと同じ、慢性疾患のようになりました。

とは言え、現代医学では完治させることの出来ない感染症であり、生涯治療となります。副作用や合併症の問題も指摘されています。

あなたはHIV感染は丸きり他人事だと思っているかも知れませんが、ある日突然あなたの目の前にエイズの危機が現れるかも知れません。

今までが単にラッキーだっただけではありませんか?そのラッキーがいつまでも続く保証はありません。くれぐれも感染しないよう、予防にご注意ください。

ただ、HIV感染症は自覚症状がありません。予防が出来ているかどうか、確認するにはHIV検査を受けてみるしかないのです。

あなたの最寄の保健所では、無料匿名でHIV検査が受けられます。即日検査なら1時間もあれば検査結果が出ます。ぜひ、あなたも検査を受けてみて下さい。

どうしても時間がない、対面検査が嫌だと思う人は自宅でも検査を受けることが可能です。私も実際に使ってみました。安全で簡単、しかもとても便利なシステムでした。

*私が使用したHIV検査キットはこれです。

STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)


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