HIV陽性を相手に伝えるか?あなたならどうしますか?

「HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント」(医薬ジャーナル社)によると、2005年のACCデータとしてHIV陽性者がセックスの相手にHIVを感染を告げたのは、

●告げた 34%

●告げていない 37%

と記載されています。ただ、このデータは母数の規模や属性が不明です。従ってどの程度参考になるのかよく分かりませんでした。

ところが最近になって、このデータと非常に内容が近いデータを目にする機会がありました。

●特定非営利活動法人 ぷれいす東京

●特定非営利活動法人 日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス

この両団体が発行する「人とつながる 社会とつながる」という冊子があります。この冊子はHIV陽性者向けに、様々な情報発信を行い長期に渡る療養生活をサポートすることを目的とした冊子です。

この冊子の中に、「HIV陽性を誰に伝えたか」というHIV陽性155人に対するアンケート調査が記載されています。

その上位5位までをご紹介すると、以下のようになります。(複数回答)

●第1位 友人 68.4%

●第2位 付き合っている相手 43.9%

●第3位 母親 26.5%

●第4位 過去に付き合っていた相手 25.2%

●第5位 兄弟姉妹 22.6%

このアンケート結果から見ると、現在付き合っている相手でもHIV陽性を話す人は50%もいません。過去の相手ともなれば25%ちょっとです。確かに、過去の相手は連絡したくても出来ない状況も考えられます。

更に、こんなデータも続きます。

●過去に継続的にセックスをしていた友人 14.8%

●継続的ではないが、過去にセックスをしていた相手 15.5%

このように、現在は付き合いがなく、過去にセックスの経験があった相手へHIV陽性を伝える人は10%台しかいません。

私はこのようなデータに対して何か自分の意見や主張をここで書くつもりは全くありません。単にデータをご紹介しているに過ぎません。ただ、あなたにこのデータを見て、HIV感染の予防にはご注意くださいと言いたいだけです。

もう随分前になりますが、

『彼氏の元カノの元カレの元カノの元カレ・・・を知っていますか?』

という公共広告機構のテレビCMが話題になったことがありました。現在お付き合いしている彼氏、彼女はあなたと出会う前に何人ものチェーンでつながっているというCMです。

あなたと出会う前にあなたの恋人が誰と、どんな付き合いをしていたのかは大した問題ではないでしょう。大切なのは現在であり、未来でしょう。しかし事実として、否応なしに過去のHIV感染チェーンはあなたや、あなたの恋人にもつながっています。

過ぎ去った過去は過去として、今のあなたの目の前の人を大切に想うなら、お互いにHIV検査を受けることが大事ではないでしょうか。少なくとも、あなたや、あなたの恋人が過去に付き合った人がHIV陽性であった場合、その事実を教えてくれることを100期待したり信じることは出来ないかも知れません。

*保健所や病院に行かなくても、簡単にHIV検査ができます。

・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)

■この検査キットの信頼性についてはこちら⇒検査の信頼性
■この検査キットを使用した人の声はこちら⇒利用者の声情報


・・HIV(エイズ)検査完全ガイド  TOP