このページでは、HIV感染ルートのうち、最もHIV感染者数の多い「性行為感染」についてお話します。

性行為と言う、あまりに日常的で本能的な感染ルートであるため、あなたはむろん、誰にとってもルートそのものをなくすことは出来ません。

では、いかにしてこのルートでのHIV感染を予防すればいいのか、感染実態と共に予防方法をご紹介していきます。

しかし、あなたがどんなに注意をしても、性行為感染の可能性をゼロにするのは難しい。それなりの経験がある人は、やはりHIV検査も受けておくことをオススメ致します。

さて、厚生労働省エイズ動向委員会の速報によれば、2016年の新規HIV感染者、エイズ患者の合計は1,440人です。

このうち、感染ルートが性行為だった人は1,248人で全体の86.7%を占めています。

圧倒的に性行為によってHIVに感染する人が多いのです。

あなたが性行為でHIVに感染しないようにするには、相手の精液、膣分泌物があなたの粘膜部に直接触れないようにすることです。

粘膜部とは、例えば口の中、性器、肛門、などを指します。

では、詳細は以下本文にて。

◆異性間の性行為によるHIV感染

2016年のエイズ動向速報値によると、男女間のセックスによる感染は、性行為感染の23%を占めます。

①挿入による感染

女性がHIV感染者の場合には、膣液から男性のペニス、尿道へ感染の可能性があります。

男性がHIV感染者の場合には、精液から膣粘膜へと感染する可能性があります。

この感染ルートにおいてはコンドームの使用が有効です。精液、膣液が直接接触するのを防ぎます。

ただし、コンドームの正しい使用方法が大事です。コンドームの使用については、後でまた説明します。

②オーラルセックスによるHIV感染

オーラルセックスにおいては、口や舌などの粘膜に、精液や膣液が直接接触することにより、HIV感染の可能性があります。

特に、口内に傷などがあるとより感染の可能性が高くなります。オーラルセックスにもコンドームの使用をお勧めします。

このオーラルセックスによる感染の有無につては本サイトでも非常にアクセスが多く、常にトップ5に入る多さです。

もしあなたがオーラルセックスについてもう少し詳しい情報が欲しければこちらをご覧下さい。

⇒「オーラルセックスでHIVに感染?」

③アナルセックスによるHIV感染

膣よりも直腸の方がHIV感染しやすいと言われています。

男性の同性愛者に感染が多いのも、アナルセックスによるものです。

アナルセックスにおいては妊娠する可能性ががないため、コンドームを使わないことも多くみられるようです。

また、小さな傷や出血が起きやすく、そこから感染しやすくなります。

④ディープキス

キスそのものでは感染しません。唾液の中に含まれるHIVの量では他の人に感染するまでには至りません。

⑤指などで触れる行為

HIVは人間の皮膚を通過して感染することは出来ません。

HIV感染者の血液や体液に触れるだけでは感染の心配はありません。

ただ、指や手などに大きな傷口があって、その部分が精液、膣液、血液などに直接接触すると感染の可能性があります。

◆同性間の性行為によるHIV感染

2016年のエイズ動向速報値によれば、同性間のセックスによる感染は、性行為感染の実に77%を占めます。(女性同士の感染はありません)

男性同士の性行為にHIV感染者が多い理由は、コンドームを使わないことが多いこと、アナルセックスが多いこと、この2つが考えられます。

アナルセックスにおいては、直腸がもともと性行為を目的としていないため、挿入行為によって微細なキズがつきやすく、出血もしやすいのです。そこからHIVが侵入してきます。

以上が性行為によるHIV感染ルートの説明です。

要は相手の精液、膣液が性行為によってあなたの粘膜部分に触れると感染する可能性がある、ということです。

異性間の挿入行為だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでもHIVは感染します。

以上の実態から、異性間であれ、同性間であれ、性行為感染の予防にはまずはコンドームの使用が基本です。

体液が粘膜部分に直接触れることを防ぎ、感染ルートを遮断します。

◆性行為感染における行為別感染確率

性行為のどんな行為がよりHIVの感染確率が高いのでしょうか。

中四国エイズセンターのホームページに性行為別の感染確率データが載っています。関心のある人はこちらからどうぞ

「行為別HIV感染の確率について」

ちなみに、HIV感染の確率が高い順に性行為を並べると以下のようになります。

①ペニス⇒肛門

②ペニス⇒膣

③膣⇒ペニス

④ペニス⇒口

一番感染確率が高いのがアナルセックスで、一番確率が低いのがオーラルセックスです。

ただし、感染確率の低い行為が安全ということではありません。

感染の可能性があると言う点ではどの行為もリスクを持っています。

◆コンドームの正しい使い方

①まず、コンドーム装着のタイミングです。挿入前になって、あわてて装着するのは遅すぎます。

勃起状態になったときがコンドームの装着タイミングです。勃起状態から体液の分泌が始まるからです。

いわゆる先走り液(カウバー腺液)にもHIVは含まれてます。

 

②セックスの最中に、コンドームがずれて外れるのを防ぐため、装着する前に包皮をむきます。

 

③突起状になった精液だまりをつまみ、空気が入らないように注意しながらペニスに装着します。

これはセックス中の動作によって、コンドームが破損するのを防ぐためです。

 

④陰毛をはさみこまないよう、根元までくるくるっとかぶせます。

ロール状に巻いてある部分が、根元まで伸びれば完了です。

 

⑤男性の皆さんはお分かりだと思いますが、射精が終わると急速に勃起状態も終わります。

速やかに精液がこぼれないよう、コンドームを外して下さい。

射精後も長く挿入状態を続けていると、コンドームだけ中に残ってしまう危険もあります。

 

⑥コンドームはちょっとした傷がついてもそこから精液が漏れます。

爪やパッケージの角などで傷をつけないように注意して下さい。

 

⑦2枚重ねは破損することがあり、止めて下さい。

 

⑧まさかそんな人はいないと思いますが、1回使ったものを再利用しないで下さい。洗ってもダメです。

 

⑨ラブホテルなどに備え付けのコンドームは避けた方が安全です。

 

誰かがイタズラして穴や傷をつけてないとも限りません。

ご自分で用意されることをお勧めします。

 

◆一度でも性的接触を持てば・・・・

私たちが一度でも誰かと性的な接触を持てば、それでもうHIV検査を受ける立派な理由となります。

HIV感染は相手を選ばないし、愛情があろうとなかろうと関係ありません。

「好きな人と普通にセックスしてれば大丈夫」

などと安心するのは大間違いです。

ましてや、確率は低くてもオーラルセックスでも感染します。あなたはそこまで用心していますか?

私は自分がHIV検査を受けるまで、オーラルセックスでも感染する可能性があるとは知りませんでした。

あくまでHIV感染の基本は、感染者の体液とあなたの粘膜部の接触にあることをお忘れなく。

そして、感染するときはたった1回の性行為でも感染します。

 

◆まとめ

以上、HIV感染における性行為感染ルートの現状とコンドームによる予防についてお話してきました。

最後に繰り返しになりますが、性行為と言う感染ルートはあまりにも日常的であり、完全に遮断することは不可能です。

従ってまずはコンドームによる感染予防であり、次はHIV検査です。

HIV感染に自覚症状がない以上、あなたの体に異常がなくても、感染の可能性があれば検査を受けることをお勧め致します。

コンドームなしのオーラルセックス経験者のあなたも、HIV検査を受ける十分な理由を持っています。

HIV感染からエイズ発症までの潜伏期間はかつての8年、10年から3年、4年以内の発症例が増えています。

早期のHIV検査は救命的検査となります。

どうしても保健所や病院へ行けない事情のあるあなたは、自宅で使える郵送式のHIV検査キットもあります。

私も使いましたがわずか10分、信頼性の高い検査が可能です。

アイコンボタンHIV検査の先送りは「いきなりエイズ」のリスクが増すだけです。
バナー2

いきなりエイズ発症前にHIV検査
タイプJ ・HIV検査専用です。(男女共通)
・私はたったの10分で終わりました。

¥4,600+消費税
矢印STDチェッカー タイプJ
重複感染は単独よりも危険です!
タイプO ・HIV
・梅毒
・B型肝
(男女共通)

¥7,750+消費税
矢印STDチェッカー タイプO
一番人気の5項目検査キット!
タイプE ・HIV
・梅毒
・B型肝炎
・クラミジア
・淋菌

¥9,200+消費税
矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから