あなたがHIV(エイズ)検査を受けようと思えば、保健所、病院、検査キット(自宅)、この3つの中から選ぶことが出来ます。この3つを徹底比較してみたいと思います。

それぞれに特徴がありますので、あなたが一番ピッタリくる検査場所を選んで下さい。

1.保健所・病院・検査キットを費用で比べる

まず、現実問題としてHIV(エイズ)検査に必要な費用は気になるところです。保健所で検査を受ける場合には無料です。費用はかかりません。

病院でHIV(エイズ)検査を受ける場合には、初診料と検査費用が必要です。病院によって費用は異なりますが、概ね5000円から1万円の間のようです。これは全額自己負担の場合です。

HIV感染や、エイズ発症の疑いを医師が認めて検査を行う場合には健康保険が適用になります。そうでなく、単にHIV感染が心配だから検査を受ける場合には、健康保険は使えません。

自宅でHIV(エイズ)検査キットを購入して検査を行う場合には、3000円から5000円程度かかります。HIV(エイズ)検査キットは品質のよいものを選ぶ必要があります。あまり値段だけで選ぶのは考え物です。

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2.保健所・病院・検査キットを信頼性・安全性で比べる

HIV検査のスクリーニング検査では、抗体検査と言う方法が一般的です。これは保健所でも、病院でも、検査キットでも同じです。ただ、医療機関によっては、他の検査方法を用いることもあります。(HIV検査の種類参照)

保健所や病院のHIV(エイズ)検査の信頼性や安全性はどこも同じです。ただし、病院の場合にはエイズ専門スタッフがいない所も多く、実際にあなたが病院に行ってHIV検査を受けると病院ごとに対応に差があるかも知れません。一番安心なのはエイズ拠点病院なので、あなたの近くにあるかどうかネットで調べてみてください。

私が保健所でHIV検査を受けたとき、検査キットの信頼性を確認したところ、保健所のスタッフは十分信頼出来ると教えてくれました。

ただし、検査キットについては販売会社、商品をよく選ぶ必要があります。HIV(エイズ)検査キットの中には、海外から輸入して販売されているものもあり一概にど れでも同じ品質とは言えません。

単にエイズ検査キットを販売するだけでなくエイズの医療業務に深く携わっているような会社が安心出来ると思います。ぜひ、「HIV(エイズ)検査キットの選び方」のページを参考にして下さい。

また、HIV(エイズ)検査キットはスクリーニング検査のみですから、この検査で陽性になった場合には保健所や病院で再度検査を受けることになります。

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3.保健所・病院・検査キットをプライバシーの保護で比べる

保健所では、HIV(エイズ)検査について匿名検査が可能です。氏名や住所などを聞かれることはありません。むろん、検査結果が陽性と確定すれば、治療の必要がありますので色々と個人情報を質問されます。

でも、その情報が外部に出る心配はありません。保健所や病院では、検査結果は本人にしか知らせません。また守秘義務があって、本人の了解なしに第三者へ結果を教えることは出来ないことになっています。

それから、当然ですがHIV(エイズ)検査を保健所で受ければ、保健所のスタッフとは顔を合わせることになります。匿名検査ではありますが、無人検査ではありません。保健所の人とも顔を合わせたなくない、と言う人は検査キットを使うことも検討してみてはいかがでしょうか。

病院でHIV(エイズ)検査を受ける場合には、当然ですが匿名で検査は出来ません。検査結果によらず、住所や氏名が分かってしまいます。

HIV(エイズ)検査キットを使って自宅で検査する場合には個人情報は守られます。購入の際には送り先を知らせますが、検体(血液)を送り返す段階からまったく個人情報が不要となります。

つまり、HIV(エイズ)検査をする販売会社は検体が誰のものかを知らずに検査を行い、それをweb上で知らせてくれます。あなた自身が設定したパスワードを使うので、あなたの検査結果を知っているのは世界中であなただけと言うことになります。

HIV検査の匿名性と言う点では自宅で行う検査キットが一番優れていると思います。

 

4.保健所・病院・検査キットを手間で比べる

保健所の場合、HIV(エイズ)検査は電話予約が必要な場合がほとんどです。一部に予約不要の保健所もありますが、そんな場合でも事前の電話確認は行ったほうが無難です。

多くの保健所では、エイズ検査する日程が予め決まっていて、その中からあなたの都合のよい日を選んで予約をすることになります。

特に地方の比較的小さな保健所では、月のうちエイズ検査予定日が数日しかない場合もあります。事前にインターネットなどでよく調べた方がいいです。私が行った保健所は、ひと月のうちHIV(エイズ)検査を行うのはたったの2日だけでした。

当然ですが、保健所の場合は最寄の保健所まで出向いて検査を受けることになります。即日検査なら、その日1時間くらいでスクリーニング検査の結果が分かります。しかし、即日でなく通常検査だと、採血の後いったん引き揚げて、1週間から10日後にまた出直す手間が発生します。

病院でHIV(エイズ)検査を受ける場合も、保健所同様事前に電話で確認するほうがよいでしょう。病院にもよりますが、普段の医療行為の合間にHIV(エイズ)検査を行っている病院もあります。専門スタッフの予定などがあるかも知れません。

HIV(エイズ)検査キットで自宅で検査を行う場合には、あなたが申し込みたいときにいつでも可能です。インターネットの申し込みサイトなら24時間、曜日関係なくエイズ検査キットが注文できます。ただし、土日、祝祭日は会社が営業していませんので、申し込みは出来ますが、エイズ検査キット発送の手続きは休み明けの営業日になります。

 

5.HIV検査結果が出るまでの時間で比べる

保健所の場合、通常検査と迅速検査(即日検査)の2通りがあります。通常検査ではHIV(エイズ)検査の結果が出るまで1週間から10日かかります。

迅速検査(即日検査)なら、採血して30分から1時間でHIV検査の結果が分かります。ただし、迅速検査(即日検査)でHIV陽性になった場合には確認検査のため、更に1週間から10日かかります。

そして、保健所の全てで迅速検査(即日検査)を行っているわけではありません。通常検査しか出来ない保健所もあるので事前に確認して下さい。病院の場合も保健所と同様です。

HIV(エイズ)検査キットの場合は結果がいつ分かるかはそれぞれの会社によります。早いところでは検体(血液)が届いた翌日、遅くとも3日以内には結果が分かるようです。でも、中には1週間も先になるところがあるようなので、事前に確認してください。

 

6.HIV検査のサポート体制で比べる

サポート体制では保健所が一番整っていると思います。いろんなエイズに関する相談や悩みを聞いてくれる専門スタッフがいます。何より、もしもHIV陽性だった場合の、心のケアと言う点では一番信頼できるでしょう。

その点、病院では必ずしもエイズの専門スタッフが充実しているとは限りません。事前によく確認しておいた方がよいと思います。エイズ拠点病院などであれば大丈夫でしょう。

HIV(エイズ)検査キットの場合はスクリーニング検査のみしか検査できません。従って、HIV陽性の検査結果が出た場合は保健所や病院で再検査となります。また、必ずしもエイズに対する心のケアと言う点では十分ではありません。

ただ、検査方法や、信頼性についての疑問、質問にはかなり親切に教えてくれます。(当然ですが販売会社によって対応は異なります。)サポート体制のよく整備された会社を選んだほうがいいと思います。

 

以上、HIV検査に関する、費用、信頼性、プライバシー保護、手間、検査時間、サポート体制、この6つの切り口で、保健所、病院、自宅で検査キット、の3つを比較してみました。あなたの状況に応じて、HIV(エイズ)検査を希望の条件で選んで下さい。

管理人が一口であなたにアドバイスをするなら、次のようになります。

「可能であれば保健所で検査を受けるのがベストです。絶対に誰にも顔を合わせたくない、保健所には行けない、行きたくないなら検査キットもアリです。何かの病気といっしょに検査、治療をしたり、すでに自覚症状がある場合には病院で検査がベストです。」

そして、どこで検査を受けるか、と言った場所の問題よりも、『エイズ発症前に検査を受ける』ことの方がずっと大事なのは言うまでもありません。

最後に、私が自分のHIV感染を疑ったときに使用した検査キットをご紹介します。あなたが保健所に行く時間がなかったり、誰にも知られたくない、誰にも会わずにHIV検査を受けたいと思うならこれがお勧めです。

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